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南カリフォルニアの青い空

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2020.08.09
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 革命は、世の中が両極端に分かれたときに起こるものだと思う。極一部の富が膨大になり、赤貧の民が過半数を占めるような状態になると、死にもの狂いになった人民が自分達の命もかえりみずに極一部と戦うのである。英語では、nothing to lose というが、もう無くすものも無い人達が協力するほど強いものはない。

 今だにアメリカでもクラシック・ムービーとして時々テレビ放映される『七人の侍』(1954黒沢明監督:ウィキべディア引用)が、一揆をあつかった有名な作品の一つであるが、汗水ながして働くお百姓さん達が飢えそうになるほどの税金(穀物)を没収する極一部に耐えかねて、これまた貧乏な侍達を用心棒として雇って戦うという筋書きだが、これに似たような事はロビンフッドなり、毛沢東なり洋の東西、時代を問わずに起こった。

 アメリカはまだそこまでは行ってないが、トランプ政権のコロナ対策失敗によりGDPが史上最低線に落ち、何十万という中小企業が破産し、失業者が5千万人以上に昇り、コロナの死者が16万人に至った今、一揆をおこす材料がどんどん蓄積されてきている。ただ、数百年前ヨーロッパでそういう革命を経験をして逃げて来た人々の手によって、二度とそういう事を起こさない爲にアメリカの大統領や、政治家達の任期というものを憲法に取り入れたわけだから、そう簡単には破壊されないとはおもうが、それを壊そうとしてるのがトランプである。

 彼は、独裁者にあこがれ敬意を示し、プーチンには頭があがらないし、中国の習近平が死ぬまで首相になる事を国会で決定した時、羨望に満ちた声で自分自身も「一生大統領になれたらなあ」と言う事を、チロリと漏らしたのを私は忘れない。その時鳥肌がたった。何故なら、大統領就任と共に国の政治どころか、もう二回目の任期に向かってのキャンペーンを始めだしていたからだ。

 自分にたてつく者、じゃまな物は全て削除しにかかり、言論の自由を唱えながら、メディアの言論の自由を削除しようとし、痛いところを突かれるとフェイクニュースと公表し、記者会見でもそういう記者達を皆の前で辱めるような言動をし続けている。幸い、今のところアメリカ仕込の記者達はそういうトランプにも凹たれずに質問をし、国民に報道し続けているが、トランプを囲む腰抜けの議員達のなかには彼の虜になって身動きできなくなり、もぬけの殻のように「イエス・マン」に変身している者も大勢いて見苦しい。

 その最たるは、法務長官のビル・バー。有罪となったトランプの部下達を、次々に釈放しているではないか。国務長官は国民の爲の検事である筈が、大統領のお抱え弁護士に成り下がった。その反面、トランプのお抱え弁護士だったマイケル・コエンが逮捕され、投獄になる前に刑を軽くしてもらうために寝がえりを打ったときから(つまりトランプの悪事を証拠物件と共に正直に白状した時)トランプは仕返しを考え、投獄中に‘書いた回想録の出版禁止を命じたが、幸い裁判所で却下されたから、近い将来に出版されるだろう。

 自分の血を引いた姪、メリートランプでさえ中南米の避難民への虐待(とくに、子供達を親から離れ離れに監禁していること)やCOVID19対策の失策、その裏で私利を肥やす事ばかり考え、人間の慈悲心に欠乏しているおじさんの事を、赤裸々に暴露した本を書いているではないか。

 トランプは、筆頭に書いたような極一部の税金を極度に下げ、(そうする事によって寄付金が集まる)オバマが国民の爲に築き上げた国保も破壊しはじめ、大企業を助けるために環境制限を撤去し、世界的に貢献している疫学博士のファウチ博士までを国民の前で侮辱し、やがては独断で「パンデミックは、もう静まったから子供達は、学校に戻りなさい。子供達は自然免疫があるから、コロナ菌の影響もすくないだろう」などと、いい加減な事を口走っている。現役の医師や看護婦たちが、「若い子達にも感染、重体になり死にもいたっていて、今やICUはてんやわんやである」と公表してるのにも関わらずである。

 以上述べて来たように、一揆になる材料は、日々に蓄積されているから、これで第二期もトランプ政権になったらどうなるだろう?と想像するだに恐ろしいわけだ。別にバイデンが良いとは言ってないが、実際のところ「トランプ以外なら誰でもいい!」と思ってる国民は大勢いると思う。

 兎に角、私は両極端を緩和させ中間層の生活安定を増やす事が安全かつ平和な国を築く源だと思っている。





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最終更新日  2020.08.09 11:42:56
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