2013/06/10(月)20:26
道の駅 和島
先日の日記「ひねくれ者のひねくれ者たる所以」の続きです、
前回はお雛様のお話だけで終わったので・・・
この道の駅のある和島村(現長岡市)には良寛和尚の眠る隆泉寺があります、なのでこの道の駅は「良寛の里」という別名がついています、
良寛様は知っていますよね・・・
良寛和尚、僧侶のくせに般若湯(酒)が大好きで良寛和尚を慕い集まった人々と頻繁に酒を飲んだそうですよ、
良寛和尚は生涯寺は持たず、国上山の五合庵(旧分水町、現燕市)という草庵に住み質素な暮らしをしていたそうで、難しい説法もせず、分かりやすい言葉で仏法を解いたそうです、
子供と遊ぶのが好きで、よく子供とてまりで遊んでいたようです、
書家としても有名ですが、どうもその点ではどうもひねくれ者だったようで、高名な人物からの依頼は断るのに、子供に凧に字を書いてくれと頼まれると、喜んで「天上台風」と書いたんですって。
道の駅 和島には良寛の里美術館という、良寛和尚と弟子(恋人?)の貞心尼の遺墨がを集めた美術館があります、
ここですね・・・
ただここは私も幼いころ両親に連れられて行ったのですが、子供にとっては何ともつまらないところでして・・・
今回は行ってませ~ん・・・
ここにはほかに
歴史民俗資料館(上の写真)と菊盛記念美術館
それに前回の日記で釣り雛が飾られていた「お休み処 和らぎ家」などがあります
これは中の写真・・・
ここでは食事もでき、お土産も売っています・・・
この辺りでは、
紙風船の内職が盛んで、各観光施設で売っています・・・
そういえば私の祖父の実家が隣町出雲崎の元漁師の家で、行くと紙風船を作ってましたね・・・
そのころは普通の紙風船ばかりで、魚や鳥の形をしたものはありませんでしたけどね。
一応メインとなる建物は最初の写真の建物ですけどね・・・
これは古民家を移築したものです・・・
中はこんな感じ・・・
囲炉裏があるのにストーブなのは仕方ないですね、観光地施設で暖房が囲炉裏では許可下りないでしょうしね・・・
こちらにもお雛様が・・・、こっちは段飾りです。
もうすぐ雛祭りですからね・・・
外は・・・
雪~・・・
今日は写真ばかりですね・・・
最後の写真は・・・
道の駅にあったお地蔵様・・・
仏様にも地位のようなものがあり、最高位が如来、次いで菩薩、明王と続きます、
昔、インドにとても慈悲深い2人の王がいました、二人とも如来になる力を持っていました、一人は自らが仏となることで人々を救おうと考え一切智威如来という仏様になりました、
もう一人は、仏となることを拒否し、自らの意志で地獄に落ち、全ての苦悩とさまよえる魂を救おうとしました、これが地蔵菩薩、お地蔵様です、
地蔵菩薩は「一斉衆生済度の請願を果たさずば、我、菩薩界に戻らじ」との決意でその地位を退し、自らの足で六道を旅し続けています、
地蔵菩薩はもっとも弱い立場の者を最優先で救済する菩薩・・・
慈悲深くも頑固な仏様ですね、釈迦の入滅後、弥勒降臨までの間、六道を輪廻する衆生を救う菩薩と言われています。
今日は良寛様とお地蔵様のお話と相成りました・・・
ではまた・・・