アウトドア~な温泉日記

2012/08/04(土)09:56

不死鳥降臨と過去の栄光(長岡祭り大花火大会)

新潟観光日記(イベント編)(122)

十数年ぶりに長岡祭り大花火大会に行ってきました 長岡の花火は秋田県大仙市の全国花火競技大会(大曲の花火)・茨城県土浦市の土浦全国花火競技大会と並び全国三大花火大会の一つに数えられます 約2万発の花火があがり、観客数は80万人を超えます。 長岡の花火は2日間行われますので、1万発40万人くらいでしょうか・・・ 長岡の花火が大曲・土浦の花火と大きく異なるのは長岡の花火は1945年8月1日の長岡空襲からの復興を願い翌1946年に行われた戦災復興祭の花火大会が始まりで先の2つの花火大会とは違い花火を競う大会ではなく慰霊・復興を表すための花火大会であるということです、 競技としての三大花火大会となると・・・ 長岡の花火は外れ代わりに伊勢神宮の奉納花火大会が入ります。 長岡の花火は慰霊・復興を表すシンボルでその出来を競うものではありません。 とはいえ日本三大花火の一つ毎年80万人もの人が訪れる大花火大会です、 会場でよい席をキープしようと思ったら・・・ 朝から場所取りしてないと無理ですね、人ごみが嫌いな我が家にそんなことができるはずもなく・・・ 会場近くの道路で観覧(道路は花火の間通行止め)・・・、それでもこれだけの人出です。 花火会場はこの先の河原でここではありませんよ~ 長岡の花火と言えば・・・ 古くから三尺玉がメイン、かつては片貝の花火と大きさ日本一(世界一)の座を競い合った花火ですね、 ちなみに・・・ これが実寸の三尺玉の模型・・・ こっちが・・・ 実寸の四尺玉の模型・・・ だいぶ違いますね、現在は日本一(世界一)の座は片貝の4尺玉に譲り渡しておりますがそれでも長岡の花火の代名詞、花火大会のポスターはいつでもこの三尺玉の写真がデーンと・・・ ところが近年長岡の花火大会で話題となるのは・・・ 2004年に新潟を襲った7.13水害・中越地震・豪雪からの復興を祈願し翌2005年から打ち上げが始まった復興祈願花火フェニックス・・・ 二尺玉数発と大量の尺玉を取り混ぜたスターマインの中に打ちあがる尺玉花火フェニックス私も見るのは初めてです(十数年前にはなかったので・・・) 見た後の感想といたしましては・・・ 先日の新潟の花火紹介の記事を大きく訂正しなければなりませんね・・・ 過去には日本一(世界一)の座を争った長岡の三尺玉も今ではフェニックスの露払い、観客の注目は三尺玉よりもフェニックスですね。 総延長2.8kmにも及ぶ長大なスターマイン、使われている花火は三尺とは言いませんが二尺玉・尺玉が大量に使われています、 まさに圧巻、この前ではいかに過去の日本一三尺玉といえどもすっかりその存在は霞んでしまいます。 もともと長岡の花火は日本三大花火に数えられるだけあり、量・質・大きさとも優れているのですね、尺を超える花火が大量に打ちあがる花火大会の中においては三尺玉も突出して大きくは見えない・・・ もっともこれは我が家が陣取った場所の問題もあるのかもしれません、 我が家の陣取ったこの道路、フェニックスを見るには何ともよい場所ですが、三尺玉は家の影になって一部が欠けてしまっています、しかも三尺玉はそのサイズ故に打ち上げ場所が通常の花火とは別の場所、陣取った場所からは若干距離があります。 とはいえ、期待した三尺玉だけが期待外れ、花火大会自体はフェニックス、ベスビアス大スターマインとスケールの大きなスターマインの連続で大満足・・・ 息子に三尺玉を見せる目的で見に来た長岡の花火大会、目的を果たしたのやら果たさなかったのやら・・・ 正直・・・、え?どれが三尺玉?、という感じでした・・・(汗・汗)、 以前は長岡の花火と言えば三尺玉がメイン、最後の大トリ、長岡の花火も変わったものです主役の座はすっかりフェニックスに・・・ まあ大きな花火は今度片貝の四尺玉でも見に行きますかね・・・ せっかくなので映像を2つ・・・ 一つは去年のフェニックス(今年の映像はさすがにまだないので・・・) もう一つは・・・ 正三尺玉・・・(これも去年の映像ね・・・) 頑張って人ごみを避けても・・・ 結局帰りの駅はこの通り・・・ 混雑のために駅自体が入場制限・・・ 地元長岡の後輩に聞いたら、車はやめた方がいい、車で来たら絶対にその日のうちには帰れない(渋滞で・・・)と聞いていたので、電車で行ったのですね。 会場は長岡駅から徒歩15分ほどちょうど良い散歩ではあるのですが・・・ やっぱり混むね・・・ 今日は長岡の花火のお話・・・ にほんブログ村 ではまた・・・

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