2015/02/21(土)09:08
日本三名園より優れたる庭・・・
今日は我が家のお庭を紹介しましょう、
はいこれ・・・
広さはほんの75ヘクタール、いや~~小さくてすみませんね~~
でもってこれが・・・
茶室・・・
そいでもってこれが・・・
門・・・
え~と自宅の方は・・・
これかな?
え?、そのネタは以前の後楽園と岡山城で使ったって?
懲りない奴だって・・・
は~い
これは高松の栗林公園です、自宅といったのは高松城跡です。
栗林公園はかつて文部省発行の高等小学読本にて
「我が国にて風致の美を以って世に聞えたるは、水戸の偕楽園、金沢の兼六園、岡山の後楽園にして、これを日本の三公園と称す。
然れども高松の栗林公園は木石の雅趣かえって批の三公園に優れり」
と記載されており、日本三名園よりも優れていると紹介されたため、日本三名園に肩を並べる名園として知られています。
ミシュラン観光ガイドではわざわざ訪れる価値のある場所として最高の3つ星に選ばれています、
米国の庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」の日本庭園ランキングで足立美術館(島根)、桂離宮(京都)に次ぐ第3位にも得ればれています。
まあこういったものは選者の好みが反映されるものではありますが、
日本を代表する回遊式大名庭園の一つであることはまず間違いないでしょう。
栗林公園という名前ですが庭を構成する木は松が主で栗ではありません、
名前の由来となった栗林はかつては存在していたようですが鴨猟の邪魔になるということで伐採されたのだそうです、もちろんず~~~~と昔のことですけれどね。
特定名勝として指定されている日本庭園の中ではもっとも広い公園で、
6つの池と13の築山で構成されています。
さてこうして出張中の観光など書くと「あ~、またサボってるな~~」と思われるかもしれませんが、
私は早起きなので・・・、
以外にこういった公園は開園が早く仕事前の散歩にも使えるのですよ、
ちなみにこの栗林公園の開園は7時です、岡山の後楽園もそのくらいの時間には開園したものと思います。
営業時間外ですよ。。。
南国四国は暖かいのでもう梅の花が咲いていました・・・
新潟の梅はまだ咲きそうにないけれどね~~
紅梅に白梅・・・
春の訪れを感じますね。
物には見頃というものがあり、
夏には見事な花をつけるであろう蓮池も・・・
今はこの通り・・・
とかく人は美だけに目を奪われがちですが、その一瞬の美を作るためには、誰からも見向きもされない長い不遇な時間が必要なのですね。
大輪の蓮の花にもこのような時代があるわけで・・・
さてついでの高松城です。
なに?水攻めされた城?
そりゃ備中高松城でしょうが・・・、中国大返しの・・・
これは讃岐高松城です。
天守閣はありません、版籍奉還に伴い廃城となり破却されました、その後アメリカ軍の高松空襲により三の丸桜御門が焼失。
現在に残るのは北の丸月見櫓、北の丸水手御門、北の丸渡櫓、東の丸艮櫓の4棟が重要文化財に指定されています。
日本初の本格的な海城で三重の掘りが廻らされ、城壁は瀬戸内海に直接面していて内堀、中掘、外堀全てに海水が引きこまれていました、
軍船が直接城内に出入りできる構造になっており、
日本初にして最大の海城です。
讃州さぬきは高松さまの城が見えます波の上・・・・
これは本丸に続く唯一の導線、蛸橋・・・
これを切り離すと本丸は海の上に浮かぶ完全に独立した城郭になるわけです。
これが本丸、奥に見えるのが天守台です。
海城ですので高低差はあまりなく観光する分には疲れない構造でしょうね・・・
海城という特異な城でありますので、城としての趣は好みの出るところでしょうけれどね。
これが天守台・・・
今は礎石が残るだけ。。。
この高松城の堀は海水で構成されていますので・・・
なんとお堀には鯛が泳ぎ・・・、牡蠣が張り付いています・・・
ちなみに鯛は養殖です・・・
城の堀で養殖された鯛なんてここだけでないかな。。。
ということで今日は栗林公園のお話・・・
ではまた・・・