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2016年09月04日
テーマ：博物館・資料館めぐり(138)
カテゴリ：観光日記（県外番外編）
さて久しぶりの日記になります。
家族で出かけることもめっきりすくなっくなりましたので・・・ まあ温泉くらいかね。。。 ということで今回も出張中の観光のお話で・・・ 今度は奈良で時間が空いた・・・（一日半・・・） またか！！って、でもね、１日半空いて一回帰っても行って戻ってくるだけで何時間もいれないし、 いてもどうせ最近の傾向からすると寝てるだけなので寝てるだけなら帰らないほうが楽・・・ 経費的にも往復の交通費考えたら帰らないほうが安い。。。 ということで気にせず観光しましょう・・・ さて奈良はすでにこのブログでも何度か出てきており、奈良の代名詞ともいえる東大寺（大仏の寺）と法隆寺（世界遺産）を紹介してしまっていますので・・・ まあそれ以外ということで・・・  まずここ・・・ 法隆寺ではありません、それはずいぶん前に紹介しました、これは東西に二つの塔をもつ寺、「薬師寺」です。 薬師寺は６９７年に創建され、平城遷都に伴い現在の位置に移ったのが７１０年、非常に古い歴史を持つ寺ですが、 長い歴史を持つがゆえに過去幾多の災害に見舞われ、１５２８年享禄元年の兵火で東塔以外のほぼすべての伽藍が灰塵と帰し、 現在の伽藍の多くは昭和になって復元されたものです。 しかも現在その唯一残る東塔の解体修復中で東塔は見れないと来ています、 じゃあ見る価値ないじゃん！！ とんでもない、奈良でも最古級の歴史を持つ薬師寺にはほかにも見るべきものがたくさんあります。 まあただ見るべきものがほとんど撮影禁止なのでブログ的には・・・  まず本堂となる金堂にはこの寺の本尊となる薬師三尊（国宝）が収められています。 薬師寺ですのでご本尊は薬師如来です、当たり前・・・ お寺ですので柏手はいりません、手を合わせてお参りしましょう・・・ 合掌・・・ 誰ですか「南無阿弥陀仏」とか言ったのは？ 南無阿弥陀仏というのは南無「阿弥陀仏」、阿弥陀如来に帰依しますという意味の言葉です。 この薬師寺のご本尊は薬師如来、まあ相手が仏さまなので怒りはしないでしょうけれど、薬師如来の前で阿弥陀如来に帰依しますと言われてもね・・・ 相手が人間なら喧嘩売っとんか！！となるところですね。 では何と言ってお参りするか・・・ ここ薬師寺は法相宗の寺、法相宗は解脱密教系のお寺ですので真言を唱えます、 「オン コロコロ センダリ マトウギ ソワカ」 これであまねく諸仏と薬師如来に帰依しますという意味になります。 念入りにお参りしたい人は・・・ そうですね薬師如来大呪でも唱えておきましょう 「ナウボウ バキャバテイ バイセイジャ グロ バイチョリヤ ハラバア ランジャヤ ターギャタヤ アラカテイ サンミャク サンボダヤ タニヤタ オン バイセイゼイ バイセイゼイ バイセイジャ サンボドギャテイ ソワカ」 薬師三尊ですので正面の薬師如来のほかに左右に脇侍の菩薩様が二人・・・ 月光菩薩と日光菩薩です。 まあ一応月光菩薩は「オン センダラ ハラバヤ ソワカ」 日光菩薩は「オン ロホウニュタ ソワカ 」という真言がありますが、 まあここでは薬師如来の脇侍となっていますので薬師如来真言で良しとしましょう。 さて次に大講堂へと向かいますと・・・  今度は弥勒三尊が収められています。 合掌・・・「オン コロコロ・・・ それは薬師如来真言です、弥勒菩薩の前で薬師如来に帰依しますと宣言してはいけません。 やり直し・・・ 「オン マイタレイヤ ソワカ 」 はいこれであまねく諸仏と弥勒菩薩に帰依しますという意味になります。 弥勒菩薩の脇侍は法苑林菩薩と大妙相菩薩、 え～・・・さすがにこの真言は知りません・・・ だってあんまり出てこない菩薩様だもの。。。 まあ弥勒菩薩の脇侍なので弥勒菩薩真言で良いことにしましょう。 何？こんな真言覚えてられないって？、 心配いりません本尊となる仏様の真言はちゃんとそこに書いてあります、それを読めばいいだけです。  これは西塔、残念ながら兵火に焼けて昭和に再建された建物です、古い東塔は修復中・・・  これは玄奘三蔵院伽藍、これも公開される時が決まっていて今は非公開・・・ 外から見ることはできますので・・・  この薬師寺の法相宗は玄奘三蔵がインドから持ち帰った経典を起源とする仏教ですのでね、玄奘三蔵が祀られていても何の不思議もないわけです。 この玄奘三蔵院には三蔵のご遺骨の一部が安置されているそうです。 残念ながらそんなに古い建物ではありません。 さて薬師寺はこれで終わりと思ってはいけない、気づかず帰ってしまう人もいるようですが、薬師寺にはもう一つ建物があります。  国宝「東院堂」です。 東院堂は養老年間に創建され天禄４年（９７３年）の火災で焼失、弘安８年（１２８５年）に再建されました、 すでに７００年以上の時を経た貴重な建造物です。 ここに収められているのが 聖観世音菩薩（国宝）、観音様です 合掌・・・ もう分かりますね観音菩薩真言です。 観音菩薩真言は「オン アロリキャ ソワカ 」です、 これであまねく諸仏と観音菩薩に帰依しますという意味になります。 ではあらためて合掌・・・ 「オン アロリキャ ソワカ」・・・ この薬師寺のご本尊薬師如来は大医王仏、瑠璃光を以て衆生の病苦を救う仏、無明の病を直す法薬を与える医薬の仏、仏教では珍しい現世利益信仰の仏さまです。  まあ闘病中のブロ友さんもいるので最後にもう一度合掌・・・ オン コロコロ センダリ マトウギ ソワカ 今日は薬師寺のお話し・・・ ネタがないのでまだ引っ張ります奈良でね（薬師寺は終わり・・・）・・・  ではまた・・・ お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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そう言えば、そろそろ光兄ちゃんのお誕生日ですよね？過ぎちゃったかな？
(2016年09月04日 19時01分41秒)
こんばんは。
ご出張の延長で、奈良、いいですね。 いつもながら、羨ましい限りです。 興福寺の三重塔、五重塔、の御開帳で、今、一番ホットな場所ではないでしょうか・・・。 妻は奈良が好きで、先日も、仕事帰りに日経新聞主催のセミナーに出席したほどです。 それにしても、天候に恵まれ、きれいな画像が並んでいますね。 (2016年09月04日 21時28分13秒)
こちら方面にご出張でしたか。
出張の合間の自由時間を利用しての観光も悪くはないですね。今日の日記が薬師寺なら、明日はお隣の唐招提寺でしょうか。昨日、今日とお仕事を離れての自由時間であったのであれば、小生もご一緒できたかも知れないのに、残念なことでした。次にこのような機会があるようでしたら、前もってプラつぶででもご連絡下されば、ご挨拶に馳せ参じますよ（笑）。 (2016年09月04日 22時21分44秒)
お早うございます。
昨夜日記の更新された後に奈良の文字を見て以前から疑問に思っていた事に徹夜で再度チャレンジしました、、 奈良と言えば大和の国と思っていたのですが、、 我が国の古代の都「やまと」が本当は何処にあったのか 「後漢書」に「邪馬臺国」⇔コレが何故、奈良の大和になったのかを徹夜で調べていました。 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1266798127 つじつまが合いそうなのを見つけました。 何度か読み直して理解できそうですが、この説をどう思われますか？ 興味があれば、何か知っている事が事があれば、 もう駄目、、寝ます。また・・zzz (2016年09月05日 10時25分49秒)
奈良観光・・良い事をされまいたね。私は往年に同じ年に偶然にも４回も行きましたよ。歴史をかじっている者には良い所です。
(2016年09月05日 15時32分02秒)
奈良の文字から勉強させてもらいました（爆
面倒くさいけれど同じ課題で三日間調べた結果。 これまでの日本人による漢文や歴史解釈がゴッチャなのが酷いのに驚きました、、。 「邪馬壹国」と「邪馬臺国」 http://www.furutasigaku.jp/jfuruta/kaihou57/kai05702.html ◎現代で言うならば、卑弥呼は小さな市の長のような。 注：≪台湾人が漢文を解釈した処≫ 到る と 至る ⇔この辺の解釈が間違っているらしい。 卑弥呼の「邪馬壹国」の場所は鹿児島県北西部の阿久根市らしいのですが、 ※しかし、≪決め付けずにもっと調べます。≫ ◎出張が観て食べて楽しそうです、、いいなぁ～、、 では寝ます。 (2016年09月07日 00時22分01秒)
翔盟さん
後漢所書は間違っていましたが 神話と比較したら現在、徳島が有力のようです。 https://www.youtube.com/watch?v=gOrW92GStOs コレで決まりかなと思います。 私の神道のアマテラスが祈祷師のような人物だったので受け入れられないのですが（爆 う～ん 徳島への出張があったら見てきてください。 また (2016年09月08日 04時25分16秒)
＞こんばんは。
＞ ＞ご出張の延長で、奈良、いいですね。 ＞いつもながら、羨ましい限りです。 ＞ ＞興福寺の三重塔、五重塔、の御開帳で、今、一番ホットな場所ではないでしょうか・・・。 ＞妻は奈良が好きで、先日も、仕事帰りに日経新聞主催のセミナーに出席したほどです。 ＞ ＞それにしても、天候に恵まれ、きれいな画像が並んでいますね。 ----- 確かに普段見れないところという点ではホットかもしれませんが、 普通に見れるところは修復中で見れないので微妙ですけれどね・・・ (2016年09月17日 17時42分58秒)
＞ こちら方面にご出張でしたか。
＞ 出張の合間の自由時間を利用しての観光も悪くはないですね。今日の日記が薬師寺なら、明日はお隣の唐招提寺でしょうか。昨日、今日とお仕事を離れての自由時間であったのであれば、小生もご一緒できたかも知れないのに、残念なことでした。次にこのような機会があるようでしたら、前もってプラつぶででもご連絡下されば、ご挨拶に馳せ参じますよ（笑）。 ＞ ----- 奈良京都は数日ではとても見きれませんね・・・ この機会に見ておきたいところをピックアップして回ったので地域的には飛び飛びですよ。 (2016年09月17日 17時44分09秒)
＞お早うございます。
＞昨夜日記の更新された後に奈良の文字を見て以前から疑問に思っていた事に徹夜で再度チャレンジしました、、 ＞奈良と言えば大和の国と思っていたのですが、、 ＞我が国の古代の都「やまと」が本当は何処にあったのか ＞「後漢書」に「邪馬臺国」⇔コレが何故、奈良の大和になったのかを徹夜で調べていました。 ＞ ＞http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1266798127 ＞ ＞つじつまが合いそうなのを見つけました。 ＞何度か読み直して理解できそうですが、この説をどう思われますか？ 興味があれば、何か知っている事が事があれば、 ＞もう駄目、、寝ます。また・・zzz ----- まあ詳しくは知りませんが「平らにならした地」ということで 奈良という説もあるようです。 (2016年09月17日 17時45分04秒)
＞観光ガイドができますね。
＞すごい！ ＞いや！ 凄すぎる！！！ ＞で あるか。 ----- いやいやパンフレットとインターネットと格闘しながらの日記ですよ。 (2016年09月17日 17時46分15秒)
＞こんにちは
＞京都修学旅行とあと１回行ったぐらいだよ。冬の京都 ＞寒かった思いであります。いつか観光本出せそうだね。 ＞でもお疲れ様だね。 ----- それがね～～ 今後はあんまり行けなくなりそうなんだよね・・・ (2016年09月17日 17時47分05秒)
＞奈良観光・・良い事をされまいたね。私は往年に同じ年に偶然にも４回も行きましたよ。歴史をかじっている者には良い所です。
----- 確かに奈良京都は歴史を知ってみると良いところですね。 大人になってから行きたい場所というところでしょうか。 (2016年09月17日 17時47分59秒)
＞もう旅行って何年もしてないです
＞まぁ四国中野球で走り回ってますが ＞ ＞他の旅行もしたいな～！ ＞温泉旅行♨ ＞ ----- まあ私のは旅行ではないからね・・・ 一応仕事だから。。。 (2016年09月17日 17時48分51秒)
＞奈良の文字から勉強させてもらいました（爆
＞面倒くさいけれど同じ課題で三日間調べた結果。 ＞これまでの日本人による漢文や歴史解釈がゴッチャなのが酷いのに驚きました、、。 ＞「邪馬壹国」と「邪馬臺国」 ＞http://www.furutasigaku.jp/jfuruta/kaihou57/kai05702.html ＞ ＞◎現代で言うならば、卑弥呼は小さな市の長のような。 ＞ ＞注：≪台湾人が漢文を解釈した処≫ ＞到る と 至る ⇔この辺の解釈が間違っているらしい。 ＞卑弥呼の「邪馬壹国」の場所は鹿児島県北西部の阿久根市らしいのですが、 ＞※しかし、≪決め付けずにもっと調べます。≫ ＞ ＞◎出張が観て食べて楽しそうです、、いいなぁ～、、 ＞では寝ます。 ----- かつての都があった地・・・ 飛鳥京、平城京、長岡京、平安京・・・ 奈良も条坊制の町、京都の先輩ですね。 (2016年09月17日 17時54分26秒)
＞翔盟さん
＞後漢所書は間違っていましたが ＞神話と比較したら現在、徳島が有力のようです。 ＞https://www.youtube.com/watch?v=gOrW92GStOs ＞ ＞コレで決まりかなと思います。 ＞私の神道のアマテラスが祈祷師のような人物だったので受け入れられないのですが（爆 ＞う～ん ＞ ＞徳島への出張があったら見てきてください。 ＞また ----- 徳島か・・・ 行く機会がなくもなさそうではありますが・・・ 観光してる時間はなさそうな気も。。。 (2016年09月17日 17時55分39秒)
＞おはようございます^^
＞ ＞朝から☁☇が鳴ってます(^。^;) ＞奈良も暑いですよね。 ＞薬師寺は お坊様の説教が聞けて良かった記憶があります♪ ＞ ----- 奈良も盆地暑いですね～～ 歴史的には京都より古いからね・・・ 国宝・重文の数は京都より多いとか。。。 (2016年09月17日 17時56分45秒) |
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