テーマ:日帰り温泉あれこれ(980)
カテゴリ:日帰り温泉日記(県外編)
さて今日で長かった暮坂・草津キャンプのお話も終わり、
最後は帰り道の温泉のお話。。。。 今回草津温泉での仮湯はリゾートホテル系を選び老舗旅館を避けたわけですが、 それはそういう風情を重視した老舗旅館系の温泉は最終日に予定していたからでしてね。 いくつか候補があったのですが、今回は帰り道の温泉は四万温泉としました、 四万温泉にはですね、現存する日本最古の温泉旅館と言われている温泉がありましてね。 それがこの積善館です。 元禄7年関善兵衛が開業したのがこの積善館と言われています、これが現存するもっとも古い温泉旅館と言われていましてね、 この積善館本館の建物はジブリの千と千尋の神隠しの「油屋」のモデルの一つになったとも言われてまして。 建物もさることながらこちらの浴室の一つ「元禄の湯」は昭和5年から使われている、最古級の歴史を持つ浴室でしてね。 まあこの機会に是非にと思いましてね。。。。 ということで老舗の風情ってのはこっちがかなり強烈なものですから、 草津では逆にリゾートホテル系の温泉を選択したわけでして。 今回のキャンプ帰り道の温泉候補はですね。 日本秘湯の会のお宿、三国峠の一軒宿「貝掛温泉」、それに八ッ場ダムの建設で川底に沈むため新源泉を掘削して引っ越した「川原湯温泉」、それにこの四万温泉でして。。。。 まあダム見物のついでに新源泉に入るか、なかなか行きにくい三国峠の山間にある貝掛温泉にするか、はたまた日本最古の温泉旅館、この四万温泉にするかという選択でして。。。。 まあそれぞれに興味のある温泉ですのでどこでもよかったのですが家族の希望で四万温泉になりましてね。。。。 それに合わせてそれぞれが印象に残るよう草津の温泉もチョイスしているわけでして、 ここで山本館とか奈良屋とか選んでしまうと、最後の積善館で印象がぼやける可能性がありましたので。。。。 まあ一応温泉がメインのキャンプの時にはですね、選ぶ温泉の組み立てというのもありまして。。。。 ましてやこの近辺は温泉はいくらでもある温泉天国、選択の余地はいくらでもあるわけですので・・・・ これは飲泉用の温泉成分分析表、飲泉許可が下りている温泉は飲泉用の温泉成分分析表の掲示が義務付けれれてましてね。 まあそんなに美味しい物ではありませんが。。。。 こっちは元禄の湯の温泉成分分析表、 泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物硫酸塩泉です。 まあ四万温泉はそんなに癖の強い温泉ではありません、もともと草津の上がり湯として利用された温泉ですのでね、 酸性度が強く癖のある草津の湯、湯ただれなんかを起こすこともありますので、こういった温泉で肌を整えて帰るわけです。 浴室は当然撮影禁止なんでホームページから拝借。。。 これが浴室の写真です、昭和初期まだ大きな浴槽が一般的でない時代、こうして複数の浴槽を転々と作ったのですね。 大正ロマンの残る時代、当時としてはとてもおしゃれな洋風の佇まい、これがあの外観写真の下の部分でしてね。 料金は1200円、まあ入浴料に拝観料がプラスされてるんでなかろうかと。。。。 元禄の湯は国の登録有形文化財に指定されています。 利用できるのはこの「元禄の湯」と「岩風呂」でしてね。 こっちが岩風呂の温泉成分分析表です、 で「岩風呂」は嫁はパスしました。。。。 ていうのがですね、まあこのブログにも温泉掲載するたびに「混浴」「混浴」言う人がいますが(笑) この岩風呂、脱衣所は男女別なんですが中は一緒の「混浴」でして・・・・ 私が利用した時にはカップルが一組ともう一人男性がおりました、 後から若い男性の集団が入ってきたのですが、入ったら女性がいるものですから、慌てて脱衣所にタオルを取りに行ってまして・・・・ 混浴って男性の方もかなり気を使いましてね・・・・ あんまり見ちゃ悪いと思ってわざと視線を明後日の方向に外したりして。。。。 まあのんびり入るには男女別の方が良かったりしますね。 なんて言いますかこの自然と視線を外すってのが暗黙の混浴のマナーなんですがこれができない人も中にはいましてね、 湯の中でギラギラと目を輝かせて凝視するさまがワニに似ていることから、こういう人はワニと言われて敬遠されます。 ついでに脱衣所からの出入りの時なども視線を外すのが暗黙のルールで、これもできない人が多く、 全国の混浴を売りにした温泉場には紐で仕切ったり、高い衝立を立てたりして対策しています。 こうなるとですねもう古い温泉場の風情も混浴の風情もあったものでなく、そうまでして混浴なんて伝統は残さなくていいというのが現時点での私の考えで・・・・ まあこの積善館の岩風呂はそういう無粋なものはありませんが、ルールを守れない人が多ければそうなってしまうのも仕方のないことで。。。。 当然岩風呂の方も写真撮影は禁止なので写真はありません、 20190818(四万温泉12) posted by (C)ふぁみり~キャンパー 積善館はホームページにフォトギャラリーがありましてね、そこの写真は自由に使うことができます。 この積善館で今回のキャンプも終わり。。。。 もう忘れてると思いますがこれは草津の饅頭の老舗「松むら饅頭」の温泉饅頭・・・・ 買ってあったんですね~~ 温泉と言えば温泉饅頭ですから・・・・ 温泉スイーツ(笑) 中もいかにも温泉饅頭な見た目でして。。。。 今日は四万温泉「積善館」のお話・・・ ではまた・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます。(#^^#)
光兄ちゃん、とても気持ち良さそうに寝ているね。 どんな夢を見ているんだろう。良いお顔。(#^^#) (2019年09月03日 04時48分50秒)
何時の日か・・中坊同窓旅行会で行先を検討・・「四方か伊香保か」でしたが、その時は「伊香保温泉」になりました。
この温泉の浴室はいいですね~・・。今も「混浴」ありですか、珍しいですね。 (2019年09月03日 07時26分01秒)
こんばんは。
ああー「積善館」、懐かしいですね。 昨年1月に訪れ、白い洞窟を抜けて風呂へ向かい、吉永小百合さんが入った奥から二番目の湯船(撮影時の光の関係で男湯)に浸かったのを思い出します。 また、皆で飲み続けた翌日、二日酔いにならずに爽快な朝を迎えて朝風呂を楽しんだのが良かったです。 (2019年09月03日 19時35分05秒)
英坊3さんへ
群馬は悩みますよね~~ 草津に伊香保、万座、四万、水上・・・・ 老神、猿ヶ京、谷川、赤城、川場、沢渡、磯部、片品、尻焼、鹿沢、上牧、川古、嬬恋、八塩・・・・ あり過ぎ。。。。 (2019年09月03日 20時36分21秒)
悠々愛々さんへ
まあ酸ヶ湯の千人風呂が昭和29年の開業それよりもさらに20年以上前にできたお風呂ですからね・・・・ まだそういう大きな浴槽が一般的になる前、 大正ロマンが残る時代でこういう洋風な作りがモダンだった時代なんですよ、 同時代のサウナも残ってますよ(使えます) ある意味道後温泉本館に近い雰囲気ですね、 現存する、温泉歴史資料ってとこです。 (2019年09月03日 20時43分54秒)
凄~く昔に混浴入った記憶が。でも子供だから…。
食べログ、参考にはしますけどね。3.5以上ならお薦め出来るってことだけど、あの点数、良くわからない。 応援完了です。 (2019年09月04日 00時33分27秒)
ここも有名ですよね。一度
行きたいと思うのですが なかなか遠くて。女性の 専用時間とかもありますし 私はこうゆう古いお風呂が 良いのですが、家族は 最新式の綺麗なお宿を 好むので、なかなかむつかしいです (2019年09月05日 07時44分40秒)
ヴェルデ0205さんへ
ネットの評価は言った人のつけた点数の平均とかだと思いますけれど。。。。 温泉でもありますよ、 まあ3.5は微妙ですが、4点以上になるとそんなに大外れは少ない気はしますね。 まあ温泉でも食堂でも好みがありますので他人の評価が自分に当てはまるとは限りませんけれどね。 以前出張族だったときにはホテルの評価はある程度気にしましたよ、 当然に始めていくところもあるわけで、利用した人の評価ってある意味正直なんで。。。。 (2019年09月07日 13時03分36秒)
にととらさんへ
なるほど面白いですね~ 四万温泉で四萬・・・・ ただ持ち帰られる方からすると四萬だけ持ち帰られるんじゃあたまったものじゃあないですね、四萬だけ補充ってできるんですかね~ ただ毎度四萬だけ真新しい牌だったら四萬バレバレですね(笑) (2019年09月07日 13時06分15秒)
夢穂さんへ
ここも専用の時間帯あるんですが、日帰りの時間帯は混浴ですね。。。。 まあただ一番有名な元禄の湯は男女別ですので。。。 まあやっぱりその温泉地の象徴的なのは一回利用しときたい気にはなりますよね。 野沢温泉の大湯とか、道後温泉の本館とか・・・・ (2019年09月07日 13時09分39秒) |
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