2006/03/30(木)14:47
"SHINOBI"観たよ
第2、第4火曜日が近くのレンタル屋の半額デー。ワカとヒメをつれて行ってきました。
シングルCDを幾枚かと、”おかいつ”のアルバムCD、そしてDVDを3枚。
”皇帝ペンギン”
”ハウルの動く城”
”SHINOBI”
です。脈略のない3作品。ペンギンはワカが見たい(何故に?)といったので、ハウルはあと1枚しか残ってなかったから(←小市民!)、そしてこのごろリーマンばかりに萌えていて、すか~り影を潜めていた忍者ものを見ようかな~、と。
ラブストーリーだってことは知っていたので、まぁアクションとかがヘチャヘチャでも、ストーリーは進むのかなと。なにしろ仲間由紀恵ちゃん(ちゃん?)が出ているので(ニョボ的には"Trick"の仲間由紀恵ちゃんが一番好きだけど)。
夜、子供たちを寝かせてから観ました。以下、ネタバレあるので注意です。
まずですね!忍好きのニョボとしては”伊賀×甲賀=戦う運命”てのが、もう飽き飽き。またかよ~、てな感じですわ。すっげー地方のダメダメな忍びとか、主役にしてみてくれ(笑)!
忍び達の格好...いや、いいんですけど。隠れ里にいる割りにぶっ飛んだ衣装着てるし、そんな服のままで街中(港)歩いちゃうし...。なんか、獣みたいな忍びとか、袖から根っこみたいなのビュンビュン出す忍びとか300年も生きてる忍びとか。「妖怪忍者大集合!」みたいです。
家康タヌキももちょっとタヌキでいて欲しかったし~、服部半蔵3代目(だったっけ?)はダメ男のダメさをもっと出して欲しかったし~。根底にある筈の「恋愛」も途中でぶっ飛んじゃってるし~、さすがに最後は出てきたけど、あれじゃ、オダギリジョー可愛そうだ。
「妖怪忍者の俺様はこ~んな術が使えるんだぜ~。」ってのを10人が披露する映画...?
だけどね、そんな中でもニョボが”おぉぉぉ~”と思ったのが先ほど書いた300年生きている忍びを演じた椎名桔平氏。はっきりいって、彼が一番印象に残ったよ。グレーの長髪ストレートがすっごく似合ってて濃い色の口紅(?)も違和感なくて、登場人物の中では一番「抱えてるもの」を見せてくれた感じでした、脇を固めた役者、椎名桔平!
ワイヤーアクションもスピード感あっていいんだけど、もっと生っぽい忍びの映画ってないかな~。小説なら沢山あるそうです(オヤカタさま談)。ちょっと探してみようかな。
今思い出すと、ニョボが卒倒した"RED SHADOW 赤影<過去の日記>"は、面白かったような気がする(ボロクソ書いたくせに)。