カテゴリ:映画
七人の侍、時代はいつ頃なのか?
種子島が出て来るわけやから、1543年以降なんやろうけど、代官が居るってことわ、関ヶ原、徳川幕府以降?なんやろね。戦国も終わり、浪人が増え、人の心も乱れ、荒れ果てた田畑が残された時代なんかな? 農民の貧しさ、弱さを描きながら、人の強さ、したたかさを描く、そして侍とは何であるのかを描く!人情、剛胆、冷静さ、諦観と希望が乱れる。 まずは、侍を捜しに来た農民たち四人を馬鹿にしてた労務者?三人が島田勘兵衛?に農民の苦しさを説く!結構、感動的なん! 武士たる武士、武士になろうとする武士、極めんとする武士、のほほんとした武士、剛胆なるも武士にあらざる武士など毛色の違った七人の侍が候、いざ、出陣! まあぁ、セリフは聞き取りにくいし、画面は暗いし、はっきり言って脚本はありきたりなん!こんなん、今じゃ通用せんって当たり前なん!何年前の映画やっちゅうねん!しかし、この映画が影響を与えた監督、映画人を考えれば見るに値し、また、違った良さが出て来る!ここで思い出すのは手塚治虫!漫画の神様ぁ~、あぁ~?何がぁっ?絵はへた、筋はむちゃくちゃ、論理わ?何じゃこりゃぁ~?昔々、漫画の草分け、創成期に頑張っただけ!と言いつつも、リボンの騎士、火の鳥なんかでお世話になりました!つまり、古くさい映画にも古くさいなりの良さが在り、やはり、時代を超えるエナジィーを持つ物はいつの世にも通づるソウルが在る!その魂を感じるのも良いと思うこの頃。 ローマの休日なんか今でも騒がれたりするしね。いったい何なん!と言いつつ、オードリー・ヘップバーンのファンさ。スッゲェー文豪のお薦めは「噂の二人」なん!ローマの休日のオードリーが騒がれてるけど、本当にキュートで可愛ぃ~、そんで美しぃ~のはこれ!オードリー・ファンならこれは必見!話は古~いけど。 話がづれてしまった!軌道修正。 菊千代?こと三船敏郎(三船美嘉のと~ちゃん)が落武者狩りした農民を説く!ここまで、いまいちな感じでこなして来た役もこっから爆発!う~ん、三船敏郎もなかなかやるじゃん!恐れ入ったぜ鬼子母神!武士で在り農民である菊千代の思い、葛藤が六人の侍に伝わる!武士も人なれば農民も人で在る。様々の立場で、様々の思いが交錯しながら、侍と農民の気持ちが一つに成ってゆく。 「人を守ってこそ、自分も守れる。己の事ばかり考える奴は己をも滅ぼす奴だ。」 のどかな日々を迎えた後、遂に決戦へ! 竹槍を持った農民達が多勢で逃げ惑う一人を追いつめる。中でも、女集が桑、鋤を持って野武士を追いつめるシーンは切なくもえぐいものを感じる! しいたげられ、苦しめられた弱者が子供やその他諸々の護るもののため牙を剥く。何処までも残忍で狂信的で在ろうと正当性がある。しかし、人を殺すと言う事に正当性があるのだろうか?やらねばやられる!人の業と言う物なのか?さり気ないシーンながら、この映画の本質を表現仕切った名場面!と思うのは俺だけ? でっ、終わり。 ちなみに、この村はたくさんの馬を手に入れて裕福になったんでわ? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Jan 5, 2006 06:31:50 PM
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