アナログで描く
父の葬儀の期間、妹の息子2人(小3と小1)が実家に来ていて。しばらく滞在していたのですがしきりに「絵を描いて」とせがまれる。どうやら妹が私がゲーム会社でデザイナー(絵描き)をしていることを教えていたらしく。で、暇つぶし相手に鬼滅の刃の塗り絵を持っていたので、じゃあ、ということでコピー用紙にキャラ表を見ながら色鉛筆でねず子を書いてみました。 いやあ・・・久しぶりです。鉛筆で絵を描くのは。というのはここ最近、絵を描くのは基本タブレットだったので、アナログ画材を使うことが本当に何年ぶりだろうと。せがまれるまま炭次郎、煉獄さん、甘露寺と。つい夢中で書いてしまいました。 久々のアナログ画材だったので腕が鈍っているかと思いましたが、むしろタブレットで描くよりしっくりくる。やはり紙を直接、筆先で引っかく心地よい摩擦抵抗、自分の意思と紙との接触点が誤差なく直結する感覚、雑にゴリゴリと書いても味が出る書き味は久々に忘れていた絵を描く原点を思い出しました。 最近はタブレットの性能も上がり、むしろアナログで絵を描いたことがないという人もいるかと思いますが、やはりいいもんです。なお、描いた絵はプレゼントしましたが、鬼滅の刃が子供に人気って本当なんですね…