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コミケで買い物をしていて、ちょっと気になった光景を見まして。
3日目だったのですが、あるサークルの店前で買い手側がサークル側に値段を安くするように交渉している光景を見ました。 いわく「欲しいのだけどお金がない」「○○円だったら買うのに」「どうせあと1時間で閉館なのだから、一冊でも売れたほうが在庫も減って見てくれる人が増えるのだから作り手としては得なんじゃない?」 ・・・なんだろう。このモヤモヤした感覚。 これが一般のお店や小売店であれば別に何とも思わないのでしょうけど、同人誌即売会で見る光景としては何か「奇妙な」気がしました。 これがサークル側が相手を気に入って、自主的に安くするとかであれば構わないのですが。同人誌って買い手側が値切り交渉をしてまで手に入れるものなのかなあ?現にその値切られた側のサークル主さんも困った顔をしていましたし。 そりゃ、同人誌は高い。20ページ程度で500円とか市販のマンガ本と比べると割高です。が、値段が高いのにも理由があるし(印刷代が単純に高い)、それ以上にサークルの書き手はプライド(愛情)を持って本を出しているのですから。 ここが単なる商品とは違う、難しい所じゃないかと思います。 同人誌即売会は「自宅の不用品を販売するフリーマーケット」とは違う、だからこそ来る人も「値切って安く買えてラッキー!」みたいな感覚はやめてほしいなあ。例え在庫が残ろうとも、それは書き手が愛情を込めて作った本です。 多分、自分のサークルで同じ事をやられても私も困るだろうし。 その交渉がどうなったのか最後まで見届けられませんでしたが、同人誌の急激なメジャー化で単なる商品としてしか見ない人が大量にイベントに流入すると、ますますこういうことが多くなりそうで怖いです。 |
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