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昔のコミケカタログを見て、ちょっと驚いたことがあります。それは昨今のサークルカットのレベルアップ具合。
我が家に残る最も古いコミケカタログが1990年幕張メッセのもの。この頃のサークルカットって、画風の歴史的古さは別として、線の感じ、ペンの使い方、トーンの張り方など本当に「同人っぽい(全員素人なんですから当然ですが)」。一部大手サークルのカットのみプロっぽい感じです。 しかし、ここ最近のカタログのサークルカットって線の引き方、見せ方・・・個人差は当然あるものの、レベルが高い。そして、5年前のカタログを見ると、ほぼ今の絵の水準になっています。 一体、その間に何があったんだ・・・というぐらいの変質っぷり。個人が訓練で上達した、というより、全体的な底上げがものすごく行われた雰囲気です。 考えられるのは 1、PCの普及によってCGでカットを描けるようになった(アナログからデジタルへの移行) 2、絵の上達方法などのノウハウが広まった 3、オタク人口の増加と共に上手い人の人口が増えた 4、マンガやアニメ、ゲームなどの絵のクオリティの高さ&設定資料、DVDなどの入手しやすさがオタクの意識(向上心)を引っ張り上げた。 5、同人業界そのものの競争意識による水準上昇 ちなみに、10年前の自分のサークル初参加のカットを発見して赤面する私。ヘタクソだ・・・今でもアレだけど。 |
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