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日曜日に無事冬コミ用の入稿が完了しました。やれやれ、まず一安心。
しかし、つくづく思うのですが、コミケも含めて同人誌即売会って本当に「実力主義の世界」だなと。この場合の実力とは、売れる数、ということになります。 初参加は机半分、大概島中からスタートし、同じジャンル、同じ価格であっても隣のサークルは大行列、自分のサークルの前は閑古鳥、なんて光景はよく見られます。外まで長い行列が出来る大手サークルも、販売数が10冊に届かなかったサークルも、等しく同じ空間、時間を共有していた訳ですから、言い訳は出来ません。 もちろん、ジャンル効果や人気サークルに委託することによってコバンザメ効果で売れるケースもありますけど、最終的に自分の描いた本をどれだけの人が手に取ってくれるか一目瞭然。それが徹夜をして、丁寧に愛情を持って書いた本であろうと、締め切りに追われて下書きのまま間に合わせで作った本であろうとも関係ない。残酷でもあり、自分の力を目の前で実感する、リアルな世界。 しかし、同好の志の交友の場であると考える人にとっては、互いの本を肴に好きな作品で盛り上がろう、という場でもあります。同人イベントの成り立ちはファン同時の交友がメインなので、売り上げとか人気は副次的なものでもありますから、過剰に気にすることもないかと。 同人イベントに何を求めるかは人それぞれでかまわない。結果、参加者が一日楽しめさえすれば「残酷だけど面白い」という不思議な空間。 そこが魅力的なんですな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.11.24 01:01:22
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