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よくこのBlogでは同人に関する具体的なお金とか、割合とか、数字を出すことがありますが。
これに対して「生々しすぎる、そういうのは同人という作り手が納得の趣味でやっているんだから、夢を作っている以上、本人の中だけであえて隠すべき」というご意見(メール)をいただきました。 で、ここから私の意見。 「私の出している数字は、どれもググったり、コミケカタログに掲載されていたり、一般のサークル参加者であれば普通に知っている数字ばかり」 です。別に秘密でも暴露でもありません。 そして、なぜその数字を出すかというと「自論の補強」でしかないんですよね。 例えば同人誌が高い理由とか、同人サークルは儲かる、といった誤解は、本当にちょっと調べ、計算し、想像すれば否定される要素がわらわら出てくる訳で。しかし、それすら知らずに同人誌を買いに来る人にとっては市販本と比べたり、大手の行列だけを見たりの印象でおかしな判断されることが多いので。そして、その誤解は「同人」という、アマチュアが運営するイベントにおいてはサークル側にとっても、一般参加者にとっても決していいものではありません。お客様意識、あるいはサークルの特権意識が生まれたら、それはそれで嫌なものです。 それと、生々しい、というご意見ですが、コミケではリアルでお金を扱う以上、逆に知っておいて欲しいことでもあると。同人描きの大半は赤字覚悟で、でもペンを止めることをしない・・・逆に私はそっちに崇高なものを感じます。 それと、これは意外だな~、と思ったのですが、数字を具体的に出したコラムを書くと、アクセス数がケタ違いになるんです。恐らく大手情報サイトさんが取り上げてくださるからだと思いますが。 別に私の元には広告収入は一銭も入っていないので(W。アクセス数で一喜一憂することはないのですが、それだけ皆さん、具体的な数字を情報として知りたがっているのかなって。 と、言う訳でメール主さんのお気持ちも私もわかります。わかった上で 「数字というのは客観的で冷静。だからこそ多くの人を説得できるのと同時に、そこに隠された情熱とか、思いといったものを浮き彫りに出来る真実もあります」 ということで・・・ご納得いただけますでしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.12.02 08:30:54
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