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コミケの楽しみの一つにコスプレイヤーさん観賞があります。とかく地味になりがちなイベントにおいて「華」とでもいうのでしょうか。特に店番など一箇所でじっとしていることが多いサークル主にとって、人ごみに混ざって目の前を通り過ぎる見慣れたアニメキャラなどは大変楽しいものです。
以前たまたま買ったコスプレイヤーさんの同人誌で、自分のコスチュームを作るまでをレポートしたオマケ同人誌があったのですが、それを読んで「ああ、俺らが同人誌を作る情熱とまったく変らないんだな」と。 キャラの選定、資料集め、構想、材料の買出し、型紙作り、切り出し、裁縫、調整、アイロンプリント、小物作り、さらには鏡の前でポーズをとって破れたりしないか、などチェック、・・・ 最近は既製品もありますが、やはり未だに基本は「手作り」が主流。イベントという晴れ舞台のために何ヶ月も前から準備するその様子は、同人誌を描くのと同じ。しかも、コスプレイヤーさんはキャラによって夏の暑さ、冬の寒さをまともに受ける衣装。表現手法は違えど「愛」がないと出来ないなあ。 さて、その本の中にあった言葉で印象に残ったご意見が。 「自分達はキャラが好きで、それを表現したいからコスプレをするし、似合う、似合わないは別にしても、多くの方に写真を撮られることは嬉しく思います。が、最近、私達も「単なる参加者である」ことを忘れて、断ってもしつこくHなポーズを要求したり、露骨に後ろからカメラレンズをスカートの下に突っ込んでくる人がいます。きわどい衣装を着ていても、あくまでキャラの衣装であって素人のなりきりゴッコ遊びです。コスプレイヤーはコンパニオンやレースクイーンのような職業でやっている訳はありません!」 確かにコミケの写真=コスプレ ぐらい目立つので、ヘンなトラブルも多いでしょうが、これはお互いが「相手も同じ参加者だ」という意識を持てば発生しないのでしょうけどねえ。「それがイヤだったらコスプレやめろ!」というのは、それこそ勝手な言い分だし。 当然、コミケ会場であろうとスカートの中をこっそり撮影すれば捕まります。 いろいろ大変でしょうが、全てのコスプレイヤーさん、冬の寒い中、がんばってください |
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