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つい昨今、サンクリがイベント参加者の個人情報が流出して大騒ぎになっていましたが、東方系イベント博麗神社例大祭でも、同様のデータ流出があったみたいで。
インターネットへの内部資料の流出について 幸い今回流出したのはサークルなどの個人情報ではなく、議事録など内部資料のようなので、被害はさほど大きくないと思われますが。 しかし・・・同人イベントって基本、個人が趣味でやっていることが多いので、スタッフも個人ベースのPCで作業している関係上、セキュリティーというのが極端に甘くなるのではないかと。 例えばこれが会社のサーバーであった場合、個人情報や内部資料に関しては持ち出しが制限、あるいは許可が必要な場合が多いです。当然ですが。 ですが、例えば気の合う同人仲間が協力してイベントを立ち上げた場合、この辺は極端に手薄になります。当然、仕事のやり取りは個人のPCベースで行われ、そんな中、一人のバカが趣味でやっているWinnyなどのP2Pソフトから情報流出させることは非常に可能性として高い訳で。 当然ですが発覚するのは完全に情報が流れてしまった後。対処のしようがない。 この辺、同人という「趣味のイベント」意識が悪い方向にある気がします。いわゆる「遊び半分」というか。本来、仕事のデータを自宅に許可無く持ち帰らない、というのは社会人の常識ですが「これは趣味であって仕事ではない」という甘えから、個人ベースにデータ管理を任せっぱなし、ゆるゆるのセキュリティー意識なんでしょう。 そもそも、気軽にP2Pソフトで映像や音楽など違法ソフトをやり取りする人間に、セキュリティー意識が高いヤツはいない、というのが私の持論ですが。(本来の構造を知っていれば、怖くて手を出せない) たとえそれが仕事であっても、趣味であっても、情報流出が巻き起こす被害を想像できない人に、どんなにセキュリティー意識を啓蒙しても無意味だろうなあ。 本人が痛い目にあった時には、その数百倍、数千倍の被害者が出ている可能性が高いんだし。はあ・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
今回の内容で少し気になった箇所がありコメントさせてもらいます。
>たとえそれが仕事であっても、趣味であっても、情報流出が巻き起こす被害を 想像できない人に、どんなにセキュリティー意識を啓蒙しても無意味だろうなあ。 の「たとえそれが仕事であっても」は雑誌関係者としては流せる話ではないと 思います、仕事関係でWinnyやP2Pを扱う関係の人ほど情報の漏洩がどんな事 になるのか理解しているし、ウィルスなどの対策も自己負担で行う人もいるほど に徹底されています。 今回のサンクリや博麗神社例大祭も個人のPCで起きた事例で、過去のWinny等の 事件も個人所有のPCが発端での事、個人所有のPCが発端と言えど今回の事と 仕事での事を混同する様なコメントはどうかと思います。 プログラマーとしての意見とは思いましたが、雑誌だけでなくセキュリティ関係の 人達までも同列視はどうかと思います。 今回の内容もFAM5220さん の独自視点のコメントは面白いと思いました。 これからもブログ頑張ってください。 勝手な事をのたまわりスミマセン。 (2009.01.26 05:01:27)
永年同人さん
残念ながら、仕事のPCにP2Pソフトを無断で入れている会社員が情報流出をするケースが多発しています。会社に禁止されているにもかかあらず、です。 これは「自分は大丈夫」という、根拠のない自信(過信)から発生するおごりで、情報流出の被害が知識としては知っていても、わが事として想像できない人なんだろうな、と。 本当にリアルに想像できる人は「まず使用しない」と思います。 私だってWinnyは使わなくても、例えばネット経由でいつ、どんなウィルスの餌食になるかわからないですから。それに対抗する行動は、何より「会社の情報を自宅PCに入れない」かもしれません。万が一のことがあっても、元々データが無ければ被害は出ませんし、被害を最小限に抑えられます。 いずれ同一PCを仕事と趣味で使うこと自体、セキュリティー意識が低いと見られるかもしれませんね。 「それが仕事であっても・・・」のくだりは、公私混同している人にとってはすでに心構えからセキュリティー意識が薄くなっている、と読み取っていただければ。 最近はネットを介さずともUSB経由で感染するウイルスも増加してますし。 (2009.01.26 08:26:53) |
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