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FANTA-G

2009.04.19
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 「ブラックジャックによろしく」の佐藤秀峰先生が、「雑誌でマンガを掲載するのは最後になる」宣言をし、今後はWebで作品発表&出版社に頼らない単行本販売を行う、との声明を発表しました。

 えーと・・・これって単に「同人誌を作る」のと変わりませんよね(W.

 思うのですけどWebと自分の力を過信しすぎていないか?ということ。と、いうのは佐藤先生クラスであっても個人出版で今後も「漫画家として生き続けられる自力があるとは思えない」からです。

 似たケースに「ゴルゴ13」で有名なさいとうたかを先生や小池一夫先生のような、ご自分で出版社を持っているケースがあります。この場合も掲載雑誌があるからこそ、現在の知名度や長期継続的に人気を博しています。彼らのような大御所作家さんは掲載雑誌と単行本印刷の権利を分けている、という形で。

 皆さんにとって「雑誌から消えた(雑誌連載が無くなった)漫画家さんって、どのぐらいまで覚えていますか?」

 これって本当に如実で・・・どんなに人気作家であっても雑誌掲載が無くなった途端、本当に「業界から消えてしまった」扱いになる。これは人気商売である芸能界に似ています。

 もちろん、雑誌掲載だけがマンガじゃない、というのはわかります。が・・・それは「同人だから」というのが前提につきまして。そして、悲しいかなWebでのマンガを単行本化したとして、それを全国に流通させる手段を持っているのでしょうか?まさか、とらのあなとか(W.

 漫画家さんって本人の実力と編集者、出版社の実力が両輪になってうまく回った時にヒット作が生まれると思うのです。これはサラリーマンである自分も同じで。

 それに対して「マンガは漫画家のもの!好きなようにやらせろ!」というのは、それこそ同人の世界。佐藤先生の実力だけであれば、今の作品知名度は絶対に無かったと思います。

 また、正直佐藤先生のような社会派、重いマンガはWebで流行るか?あるいはさらにそれをお金を出してまで買うところまで何人がたどり着くか?

 「でも、最近はWeb発祥で何万部も売れたマンガがあるじゃないか!」というのは、あくまで「作品が面白くて売れるとわかったから、それを出版した」という、逆のケースなんですよね。これから描かれる佐藤先生の作品にそれだけの価値があるか?まだわかりません。

 佐藤先生が自らのポリシーで行っているので注目はしたいです。が「別に漫画家なんてほかにもいくらでもいる」というのは編集者だけではなく、読者も同じなんですよね・・・

 雑誌がどんどん売れなくなり、これからマンガ業界は単行本が売れないと厳しい、というのは出版社、編集者がわかっているかと思いますが、それでもなお、こんなに普及したPCネット市場で未だにジャンプを越えるようなマンガメディア媒体がない状況を考えると、やはり日本のマンガ読者はまだネットでマンガを読むことを日常としていないのです。

 厳しい話ですが。

 ps、もっとも、佐藤先生がもう生涯金に困らない貯金があるとしたら、どうぞどうぞ、という感じです。それこそ自由に好きなマンガを描いた方が漫画家として幸せな人生でしょうし。






最終更新日  2009.04.21 07:57:11
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