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元アイドル、酒井法子の代表曲「蒼いウサギ」をパロった「白いクスリ」という替え歌をニコニコ動画にvocaloidの「初音ミク」で歌わせたところ、クリプトンの権利者削除になったとか。それに対して「権利者の横暴」といった発言が見られました
詳細は各自で調べていただければと思いますが、個人的には「これが権利者の権利の執行というもの」だと思っています。 vocaloidで楽曲を公開する場合、いろんな規約があって、その中に (1) お客様が公序良俗に反する歌詞を含む合成音声を公開又は配布すること。 (2) 本製品の歌手(声優)本人に限らず、第三者の名誉・声望その他の人格権を侵害する合成音声を公開又は配布すること。 つまり、利用規約違反なんです。 また「当社、当社製品または当社キャラクターのイメージを著しく損なう利用」を許可していない、という項目もあり、例えばこの楽曲が話題になり(現に短期間で10万以上の再生があった)TVなどで取り上げられたとしたら、「初音ミク」というキャラクターのイメージを壊される可能性もある、ということでしょう。 「じゃあ、その判断は誰がするんだよ!」という意見に対しては「それこそ権利者側が独自に判断できる」ようになっているんですよね。 ある意味「メーカーの気に入らないものはダメ」という。これ、理不尽なようですが、そういうことを前提にした商品です。 よくあるソフトインストール時に規約説明の長い説明文の後の「同意しますか?」のチェックとは、実際はこの約束を守る、という書類にハンコウを押したようなもの。 その辺を意識していないと「横暴」と感じるのでしょうね。 |
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