ゲーム作りを長くやってますと、いろんな企画者の方がいるわけで。そんな中、やはりというか一番厄介なのは「曖昧な指示を出して「ここ、なんか違うんだよね」という感想で作り直しを命ずる人」
この場合、私はその人にどんどん質問していきます「ではこういう風にするのがいいのか?」「それをするには○日かかるがスケジュールとして大丈夫か?」「もし、代案があるようであればちょっと聞かせて欲しい」「参考にする資料があるようであれば画像をくれ」
元々、曖昧な指示を出す、ということはその人の頭の中でもまとまっていない、ということ。特にデザイナーの職はそういう曖昧な状態での指示は間違った方向に時間をとられ、致命傷になる。だからこそ最初の段階で相手をどんどん言葉攻めで追い込み、その企画者そのものにも鉄火場に立たせアイデアを煮詰めさせる。
私が曖昧な企画の人に言う言葉
「お任せします、というからには一切変更は受け付けませんよ(実際は受けるんですが)。こちらは指示が欲しいのであって感想が欲しいのではないので。もし作り直しを要求するなら、その分の期間を頂きますよ」
もちろん、作ってみないとわからない、ということもよくあります。が、最初からそれを前提に仕事をしていると大概破綻する。だったら最初に最大限の要望を第3者にわかる形で提示してくれ、という。
だから私は曖昧な企画者にはどんどん負荷をかけて追いつめていくようにしています。
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