年末商戦です。今年は特に盛り上がりそうです!なにしろラインナップがすごい・・・大形タイトル目白押し、新作も注目作が多く、どのハードも近年まれに見るソフトの充実っぷりだと思います。
つくづく思うのですけど、ゲームをろくに買わないで業界批評だけしていると、どんどんゲームそのものへの興味が薄れていく。そうなると、そういう輩はやれ売り上げだ、バグ情報だ、業界裏話だ、という本来の部分とは関係のない話で頭が一杯になり、結果どんなソフトであろうと他人の見聞情報で理解した気分になり「たいしたことがない」と断じて高みに座る。ような気分になる。
ゲームを買わない人間にはキラータイトルなどない
例えば、私は地球防衛軍などで有名な「サンドロット」という開発会社のゲームが大好きで、ここの開発した作品はそれこそハードごと買うほどの個人的なキラータイトルです。が、世間での売り上げではそんなに売れてはいない。
しかし、これでいいんです。自分の興味がある、好きなソフトをきちんと買って、遊んでいればゲーム好きとして間違えることはありません。
任天堂やソニー、マイクロソフトの方針を偉そうに語ったところでゲームそのものが面白くなる訳じゃない。オタトークの茶飲み話ならそれは余興として結構ですが、その「自分の考えたゲーム業界トーク」に縛られてゲームそのものを買わない、遊ばないになったら単なるアホウですから。
自分もゲームの開発者ですが、その本当の意味で「ゲームの発売を楽しみにするユーザーの気持ち」は忘れたくないなと。だから余計に、昨今のまとめサイトによる発売前ソフトのデマとか過剰な煽り、反対に執拗な叩きはゲームを楽しむ人間にとってノイズでしかない、そう感じます。