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アニメで戦車を操る少女達のドタバタ劇を描いている「『ガールズ&パンツァー」。楽しく見させてもらっているのですが。
その中で「知識の量にレイヤーがあって、詳しい人ほど楽しめない(突っ込むところがマニアックで違和感を感じる)弊害」というのをネットで知りました。 私も大好きで、いつも楽しみにさせていただいているアニメサイト「放蕩オペラハウス」さまの10/30の考察ですが、とにかく私のようなミリタリーに関してまったく詳しくない人間にとって「リアルだなあ」と思っている場所は、「そんなの戦車の構造(戦術で)ありえない!」と突っ込むポイントという。(この管理人さん、自らミリタリー系の雑誌で執筆されるほど詳しい方) そんな中でのつぶやきで印象に残ったのは >普通のアニメならこれくらいの戦闘描写日常茶飯事なのだが、どうにも贅沢なツッコミしちゃうのよなぁ。 これなんでしょうね。自分の知識のある分野での間違いはすごく気になるという。 例えば、このサイトでは以前、アニメ「ちはやふる」を大変好意的に取り上げていまして「カルタの世界すげー」と、競技カルタのその新鮮さ、奥深さに驚嘆していました。が、なんでも、アレだけ取材している「ちはやふる」ですら、ガチでやっている競技カルタの人の中には「あんなことありえない、作者はカルタを知らない」という人もいるらしいです。これは「ヒカルの碁」や古くは「あしたのジョー」でも言われたのですが。 面白いアニメや作品というのは、素材となる世界がガッチリ知識で裏付けられたバックボーンによって支えられている事が多い、しかし、その知識を集めるだけで単なる資料集、データブックになっただけでちっとも面白くない作品もたくさんありますので。 自分の専門分野で些細な間違いをエンターテイメント作品で描かれたその場合、私は気がついても「突っ込まない」ようにします(W。それによって作品が面白くなる訳でもなし。むしろ、賢しらに知らない人に語ってしまうと、そこまで知識が無くて楽しんでいたのに、聞かされてげんなり、な話だと思うので。
最終更新日
2012.11.01 10:58:58
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