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京都アニメーションで発生した放火事件、それこそ戦後最悪のテロの様相に震えます。
で、事件のことはまだ何もわかっていないので控えますが、皆さんに知っておいてほしいのが「ガソリンの恐ろしさ」について。 ガソリンをいまだに灯油のような燃料、火が付いたら燃える、レベルの感覚の方がいらっしゃいますが、違います。あれは爆発物です。燃焼目的の場合、火薬より被害が大きい。 というか、床などにばらまけば気化し、これが燃えるんです。ので、ガスに引火したとたん、大きな爆発になる。しかも燃焼時に真っ黒の有毒ガスが発生し、その煙で呼吸できなくなって死亡する人も。 ガソリンというのはこれだけ危険な液体でありながら、入手は比較的容易で。それこそ田舎だと農家の機械に使うためにふつうに売っていますし、セルフのガソリンスタンドなんていくらでもある。ペットボトル一本分であっても恐ろしい燃焼効果がある。それが野外などでなく、建物内で撒かれ、ライターで着火されれば一瞬で火の手が回るわけで。 そして、この手のテロ行為は防ぎようがない。何らかの行動をする人間にとって、ナイフとか日本で銃を手に入れるより、安易な方法で多くの人の命を奪うことができる。数年前、新幹線内で男が自殺を図った事件もガソリンが使われた。 だからこそ、今回の件を「あの時防火設備がしっかりしていたら」「警備員がいたら」などという後付けの「こうすればよかった論」で関係者を責めてはいけない。ある日突然、自分の勤めている会社の玄関先で見ず知らずの人間がガソリンをまいて火をつけたら・・・そんな状況を想定しての危機管理などできやしない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
戦後最悪レベルの事件ですね
そして例によって始まる 「被害者に原因や落ち度を求める風潮」 「ガソリン撒かれたぐらいで何十人も死ぬなんて会社側にも落ち度があったんじゃないか。例えば○○してたとか」 この手の書き込みを何度も見た ガソリンの危険性を良く知らないのもあるんでしょうが、性暴力やらイジメやら… なーんで、被害者側に原因を求めるかなあ ガソリン撒いて火を放たれる、なんて事態に対処できる建築物なんてほとんど無い 状況的にはナパーム弾ぶちこまれたのと大差ないのに (2019.07.18 21:55:38) |
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