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83年「形式的任命」政府答弁の維持「答えるのが困難」 内閣府
呆れるような回答を引き出してしまいましたが。 「答えるのが困難」ということは、イコール 「形式的任命が維持されていない」と同義語であり、つまり、政府内で約束が守られていないことを認めたようなものです。 つくづく思うのですが、詭弁というのは黒を何とか白にするために言いつくろって 「真っ黒とは言えない>濃い黒ではある>濃い目のグレーと解釈できる>グレーと言っても差し支えない>グレーというのは幅がある>グレーの中に淡い白色も含まれる>ややくすんでいるので完全な白ではないが解釈次第で・・・>白も一つのグレーであり>白も許される」 と・・・ こうして段階を踏んで180度違う回答をひねり出す。これを霞が関文学というらしいが、客観的に見たら全く通用しない言葉であり。 上の記事も、どう解釈しても形式的任命を今回、総理が理由説明なく変更するには無理がある。しかし、その無理を通してしまうのが安倍、そして今の菅内閣であり、一度強引に解釈を通すと、今度は官僚にとって「前例」という免罪符になり、それが横行するようになる。 今回の学術会議任命排除問題は単に学問の世界の話ではありません。憲法で言われている平和主義も、国民主権も、基本的人権も「こういう論法で」すべて覆すことができる。何しろ自衛隊の同盟国支援要請受け入れも、他国の戦争に日本が協力することを許可したことになるし、ミサイル防衛構想も「敵国がミサイル発射の前に敵施設を攻撃できる」ってのは先制攻撃にしかならない。真珠湾攻撃と何が違うというのか? 何より、本当に筋が通っているなら今回排除した6人の理由を堂々と説明すればいい。「総合的、俯瞰的に考えて」などというのは、それら理由を全部国民に提示したのちに見比べなければ通用しない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.10.20 08:45:01
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