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鬼滅の刃が大ヒットしたことを受けて今後「鬼滅みたいな漫画書いてよ」とか「鬼滅みたいな企画を…」なんてのが増えそうで・・・これはデスノートやヒカルの碁などでもあったこと。
どの業界もそうだけど、大ヒットする前までは「そんなの売れない」と言われていたジャンル。特にジャンプで社会現象にまでなった作品というのは皆、そういうものばかりで。 だからこそ、その作品がヒットした理由を他人が後追いで解析して「ブームの秘密」なんて語っても、何の意味もない。それは1000人勝ち抜きトーナメントのジャンケン大会を行って最後まで勝ち残った人の出した手を「あの時、チョキを出したのがよかった」「パーを出したタイミングが素晴らしい」など言ってどうする。それらと同じ手を出せば自分も優勝できる、というわけではない。 よく言われるのは、マーケティングというのは今流行っているものを探すのではなく、誰もやっていない場所の需要を探すことだと。もちろん、そこはニッチ需要の方が多く、商売にならないことがほとんど。ジャンプだって毎年、何本の新作が始まり、打ち切られるか・・・ しかし、だからこそ漁場が荒れておらず、とんでもない大物がいることも稀にある。 いずれにせよ、今作の人気は作者の実力と関係者の尽力、そして時の運が重なったことによる爆発であり、そういう人たちの功績。逆に言えばそれを「鬼滅みたいな~」なんて言えるのはどこから目線だよと。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.10.22 22:21:13
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