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学校のプールで日焼け止めが禁止されてる問題。これがカオス。皮膚科のプロが「日焼け止めを使っても水質汚濁にならない実験データもある」や「紫外線は危険」と言っているのに、教育委員会は「各校の判断に任せる」と責任を丸投げし、学校は前例踏襲で禁止し続けてる。専門家の意見を聞こうよ。
これって何の意味もないどころか、子供に対しての被害が明確であり、それに対する簡易な対策法がある、にもかかわらず現状を変えたくないという、最悪の「前例踏襲主義」でしかありません。 私の子供だったころの学校の水泳では、「日焼けで真っ黒な子供=健康」というのが世の中の常識でした。が、その後、過度な日焼けは皮膚がんの原因になる、特にシミやそばかすなどの原因になるということで、いつの時代からか日焼けが良くないもの、という常識に代わりました。 で、上で問題なのは日焼け止めのサンオイルを使わせない理由が、「プールの水質を汚す恐れがある」と・・・アホかと。この手のどうしょうもない言い訳ってのは昔から学校の校則にあって、たとえば昔、自分が通っていた中学校では遠方の生徒は自転車通学でしたが、なぜか「ドロップハンドル禁止」でした。理由を進路指導の先生に生徒会が質問したところ「ドロップハンドルだと姿勢が悪くなる」と・・・他にも変速機が禁止な理由が「スピードが出すぎて事故を起こす可能性がある」学校指定の自転車店で買った特定の自転車(高くてやたらに重い)でしか登校できない理由は「同じ自転車であることでわが校の生徒であることの判別ができるとともに、他の店で買うとメンテナンスの不具合が…」といった、どう考えても無理やり後付けの理由しかなかったので。 上の話に戻ります。一番の問題は「教育委員会は各校の判断に任せる」といい、ではその学校の判断は「前例踏襲」という、間違ったことを続けている。これはひとえに「誰も責任を取らないため」でしかなく。本来、責任を取る人間がいるからこそ、ちゃんと理由と科学的根拠が示されるはずなのに。 あ、あと日焼け止めはプールの水質を落とすレベルまで使うなんてことは、それこそ学校プールレベルならドラム缶で何本も流し込むレベルで入れないとありえません。ありえないことを前提に「恐れがある」なんて、単に現状を変えたくない、保身のためだけの判断ですわ。 もし、この文章を読んだプール授業がある親御さんは「子供を守るために」登校前に日焼け止めを塗るようにしてください。「学校の校則で決まっているから…」なんて思考停止はしないで。もし、教師に子供が何か言われたら「うちの子は肌が弱いので塗らせました」で十分。先生なんてこの程度の言葉で「じゃあ仕方ないね」と言い訳が立つものです。
最終更新日
2022.06.27 08:50:05
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