安倍元総理が亡くなり、その犯人が元統一教会信者の親を持つ2世のこどもによる恨みの凶行、というニュースからわずか2週間で、事件はとんでもない方向に進んでおります。というか、昔から「知っている人は知ってた」政治と宗教の関係に、これまでメディアが躊躇して報道できなかった部分にようやく光が当たってきた、と言った方が正解です。
にもかかわらず、岸田総理は安倍元総理の国葬を、内閣で勝手に閣議決定して進めようとしている。これは2重3重におかしなことであり。
岸田総理は国葬の理由を「暴力に屈せず、民主主義を断固として守り抜くという決意を示す」としている。が、過去にテロによって殺害された政治家は与野党何人もいる。が、こちらは国葬になっていない。それどころか、国会という民主主義の根源をすっ飛ばして決定というのは何の説得力もない。いや、今回の件だけではない。過去に何度も野党の求める臨時国会(こちらは1/3の賛成があった場合は法律で開かなければいけない規則)を無視した安倍政権が民主主義を無視しているじゃないかと。
安倍元総理の葬儀そのものはすでに終わっている。それで十分だ。私のような彼の生前の政治に疑念を持つ人間にまで、これ以上負担をかけるなと言いたい。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.07.24 06:38:31
コメント(0)
|
コメントを書く