観劇感想その1

★「心情あふるる軽薄さ」 1月13日
 はじめて見た蜷川芝居。参加型と観客型(だったかな?)の2種類の席があり、当然参加型を選ぶ。
 舞台の上に行列にできてそれがお話のポイントなんだけど、参加型だと客席につくまでの列を作れるという、そういうお芝居。
 内容的には、ちょっと理解しがたいところがあった。再演ということだけど、初演の時と時代が違うせいもあるのかも。

★「犬夜叉」 2月12日
 再演。初演よりも小屋が広くなって、どうなるのかなと思っていたら、芝居自体はかえってコンパクトになっていた。
 一年おかずにの再演で、初演とメンバーがまったく同じだったのも嬉しい。
 犬夜叉の佐藤アツヒロ君ははまり役だと思う。

★「野獣郎見参」 3月12日、15日、17日、22日、29日、31日
 楽日は雪が降った思い出が。というより、初日から熱を出して15日に見に行ったときなど39度の熱があったというほうが強烈な思い出か。
 ビデオで初演を見ていたのだけど、再演は再演なりに面白かった。気がついたら6回通っていたし。

★「エリザベート」 4月14日
 噂の商業演劇。一度見てみたいと思っていたのが、カード会社の優先でとれたのでいってみた。
 はまる人ははまるのだろうなと思いつつ、私はそれほどの感動を得ず(苦笑)
 でも、大劇場のお芝居は華やかでいいなぁ。

★「マクベス」 4月17日
 流石は蜷川芝居。非常に舞台が綺麗だった。マクベス、原作をしらなかったのだけど(爆)
 マクベス夫人の大竹しのぶさん目当てで見に行ったお芝居。やはり彼女の演技は好きv

★「BIG BIZ」 5月7日
 面白かった。最初のシーンが、ああいうオチになるとはちょっと意外だった。
 
★「ヴァンプショウ」 6月7日、19日、7月5日
 初の三谷脚本の芝居。贔屓の役者さんが出ているのでついつい、3回通ってしまった。他の役者さんもそれぞれに個性があって楽しかった。

★「桜の森、満開の下」 6月22日、29日
 野田芝居。最後のシーンが秀逸。降りしきる桜の花びらの中で、殺し合う男女。その花びらの量がはんぱではない。地吹雪が起きるほどの量で、視界一面、桜色になる。そのシーンのためにあと2回は見てもいいと思った。
 芝居自体は、野田脚本言葉遊びがふんだんにちりばめられているものだった。
 ……個人的に、大好きな京野ことみちゃんのお姫様姿が見られたのが大満足でした♪ ことみちゃん、らぶりー。

★「西遊記」 7月6日、7日、8日(昼・夜)
 いうまでもない、AND ENDLESSの芝居。はじめてこの劇団をみたけれど、見事にドツボにはまる。7公演中、4公演みにいったもんなぁ。
 脚本とか、「?」な部分もあるけれどそれでもそれに目をつぶれるくらい、面白い芝居をやる劇団である。

★「近代能」 8月9日
 卒塔婆小町と弱法師の2本立て。これまた蜷川芝居なので、舞台が非常に美しい。
 はじめて藤原竜也くんの芝居を見た。こういう芝居をする子なのね、とTVとはちょっとイメージが違ったり。

★「夢見る無法者」 9月2日
 新感線の若手公演。流石は中島かずきさんの脚本。粗はあるものも、総じて面白い。そして、中島さんにしては恋愛がきっちりと描かれていた。他の脚本は時々納得しかねるものがあるので(苦笑)

★「花形歌舞伎」 9月8日
 平成の三之介の歌舞伎。築山午前と鏡獅子、彦一話だったか。歌舞伎界の若手たちの共艶。誰かがこのあと、改名するとかで三之介での公演はこれで最後だとか。
 祖母に誕生日のお祝いにつれていってもらった芝居。


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