観劇感想その2

★「ハムレット」   7月24日
 野村萬斎版のもの。全員男優のハムレット。
 はじめて、まもともにハムレットを通してみた。なるほどこういう話だったのか。ちょっと右寄りで見づらかったかと。

★「阿修羅城の瞳」  8月7日、25日、27日、30日、9月27日、28日
 気がついたら3回も買い足していたなぁ(苦笑) 初の大阪遠征も経験(大阪で観劇したことはないのだ)
 やはり初見の2000年阿修羅の法が好きなのだけど、やはりこれは好きな作品。

★「きらら浮世絵伝」 8月8日
 これはパンフがおまけでついてきたのと、銀チャンが出演していたので。
 時代的にちょうど、阿修羅と似たような時代で面白かった。久しぶりに時代劇っぽい芝居を見たなぁ、と。

★「パラレリ」    8月10日
 話はなかなか面白かったけれど、いまいちはっとした印象が少ない作品。でも、オチはきいていてよかったかと。

★「牡丹灯籠」    8月17日
 歌舞伎。幽霊部分は少しであとは人間ドラマだった。
 はじめての歌舞伎座。はじめての名物葛きり(笑) お目当ての七様が若者姿だったので、別の芝居を見に行くことにする。

★「レ・ミゼラブル」 8月19日、9月16日
 ミュージカル嫌いなので、どうかと思ったがいっそすべてが歌ならいいのかもと思った。途中眠くなったけど。

★「堕天・神殿、遅咲きの蒼」   
          8月20日、21日、22日x3、23日x3、24日x2
 これまた部分、部分は、好きなのだが。いまいち、どのキャラにも感情移入できなかったし。
 特に初日に見た堕天のOPにはひじょうにだれた。池田屋事件が30分以上も続くのだがこれが同じようなシーンの連続で……。
 あとはGOにもいえたが、いかにしても距離と時間を無視しすぎ。函館決戦前夜二何故に京都にいくことができるんだ。
 そういう細かいところのほうが目についた作品。

★「義賢最後」    8月22日
 姫姿の七様を見るためにいった歌舞伎。午後から次の芝居があるので一幕のみを。歌舞伎そのものも、そこそこ面白く、そしてなにより七様が素敵だった★

★「シンデレラ」   8月28日
 案の定、スカだったミュージカル。大人向けとも子供向けともつかず、中途半端な出来。出演者のファンだけが楽しめるものかと。
 シンデレラの靴が残ったわけとか、あまりにもとってつけたような話でこんなことならうやむやにしたままにしとけばいいのにと思った。

★「実を申せば」   9月18日、20日
 東京阿修羅楽で、染様が宣伝していた染父のお芝居。期待しないでいったのだが、たいそう面白かった。
 よく笑ってよく泣いた芝居。

★「中村兄弟トークショー」 9月25日
 芝居、のくくりにいれてもいいのかな、これ。中村勘太郎、七之助兄弟のトークショー。しゃべりなれているなーという感じで。
 
★「モンテ・クリスト伯」 10月7日
 どんな感じかなと思ったが、思っていたよりは退屈しないですんだ話。半靴王ってこんな話だったんだ。

★「若き日のゴッホ」 10月9日
 ひたすら眠かった。芝居自体はそんなに悪くないのだろうが、大劇場でやるようなものではない。

★「弁天小僧」    10月20日
 ……七様、がんばれ。立ち姿とかは色っぽいのだけど。口さえ開かなければねぇ。
 平成の中村座ということでプレハブ小屋で行われたり、まわりに江戸の街が出現したり。お祭り騒ぎは楽しかった。

★「再岩藤」     10月26日
 同・平成の中村座。串田演出なので、やはり最後の捕り物が派手で演出も面白い。私は、串田演出の歌舞伎、好きだなぁ。

★「The Goth-chic」 10月30日、11月1日
 昨年と同じユニットで。脚本がなぁ……去年よりましだけど(苦笑)
 あおりほど面白くないというのがどうにもこうにも。ま、面白いキャッチで客さえ呼べればいいのだろうけれど。

★「010534Jライブ」  11月1日
 もうちょっと、劇団員の出演あるかと思っていたが、映像とライブのみで終了。ちょっと期待はずれ。

★「錦秋歌舞伎」   11月11日
 これまた七様見たさに(笑) 演目は、素人さんにもとっつきやすいもので。七様が女装しているところはやはり綺麗なんだけど。正体(実は男)がわかってからがやはり……。
 正月はまたよくなっているかなぁ。

★「ウーマンインブラック」 11月15日
 思っていたより怖くなかった。それでも、翻訳物の芝居にしては面白かったかなぁ。

★「幕末純情伝」   11月20日
 やはり初見には……。好きだった台詞とかが心に響いてこなかったのが残念。

★「欲望という名の列車」   11月21日
 いまいち……というかおもしろさを感じず。

★「近代能」     11月25日
 古典を現代アレンジで……という試みは面白かったけれど、出来としてはいまひとつぱっとしなかったかも。

★「かさね・仇ゆめ」 11月27日
 パンフのあらすじを読んだだけで泣けたのははじめて。見に行ってよかったなーとしみじみ思った。
 ちなみにかさねのほうは、かなり眠かったが(苦笑)

★「ハムレット」   12月12日
 藤原版ハムレット。筋はわかっていたので、どういう流れかはわかっていたのであとはのんびりと。
 藤原くんは相変わらず美しかったです。

★「飛行機雲」    12月19日
 よくできた話ではあるが、そこから脱せず。特攻隊の話、というだけで先が読めてしまうので意外性が感じられなかったのだがなぁ。

★「アンドレライブ」 12月27日
 運動会って、ネタあわせや練習がいらないからですか?(笑)


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