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幸慶家の農業日誌

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2006年08月07日
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カテゴリ:老いさんの回顧録

《老いさんの回顧録》
当初、長男は2年間の専門学校を終え、続いて、長女が2年間という筈だった。
が、丁度世間は「就職難」の時代で、彼は、田舎で就職活動を試みたが、希望
がかなわず、今度は「東京」の学校へ行きたいと言う。
後半の2年間は二人への仕送り、学費等で、蓄えが少ないので苦しかった。

そこで考えた、「妙案」・・・
今のように男女平等賃金で無かった当時。男の老いさんが外へ働きに出て、
「店は」お母さんと女性パートさんに見て頂く。
幸いな事に、料理、接客が好きで、それに従事できれば賃金については、二の次
といってくれる方が現れ、老いさんが外へ「出稼ぎ」に出た。

農業は余り手の掛からない「スイートコーン」を家の周り15アール、「水稲」を50
アールとした。
「一日のスケジュール」はこうだ。コンビに関係の仕事をメイン
AM9:00~PM5:00・・・サークルKへの食材を作る会社(週休2日)
                この2日で野良仕事が出来る
PM6:00~9:30・・・睡眠
PM10:00~11:30・・・店へ
PM0:00~AM4:30・・・セブンへのサンドウィッチ製造会社
AM5:00~8:00・・・睡眠
このような状態が、約1年続いた。体がキツイと言う事から、昼間、「結婚式場」
へ行くようになった。

此処の社長さんには大変良くして頂いた。当時「結婚式」といえば・・此処と言う
老舗有名店。老いさんは店の定休日の日曜日ともなれば・・・良く此処で、「司会」
のバイトをさせて頂いた。
バイト料金がすこぶる高額なのだ。平均2.5~3時間で3万円(時間に関係なく)
多いときは日に3本なんていう日も有った。司会での仕事内容を見た社長さんが
「社員」扱いで採用してくれた。一番「金の掛かる時」で・・・大助かりだった。

今はもうこの結婚式場は倒産して無い。

やがて、子供たちへの支援も終わり、資金が余るかと思えば、今度は「店」の方が
芳しくなくなって来た。

でも、『店を出すのにも勇気が要るが、閉店(つぶれる)時も更なる勇気が要る』

結婚式場は解雇されてしまったので、「店も潮時・・・」でも頑張れるだけ頑張ろう・・・と。
昼間「出荷野菜の栽培」  夜は「店」と深夜の「出稼ぎ」でやってみる事にした。








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最終更新日  2006年08月07日 15時30分58秒
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