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2009年04月09日
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カテゴリ:農薬

食の安全安心への関心が高まり、「農薬」は世の中の最も好ましくないものの代名詞のような存在となった。
しかし「農薬」そのものについて、それが存在するに至った必然性について、正しく理解している人は多く見積もっても10万人に1人と言われる。
ファーマータナカも99,999人のうちの1人だ。
「農薬」に限らず、今のご時勢、マスコミの横並びヒステリック報道には目を覆いたくなるものがある。
ただファーマータナカは農薬礼賛者ではないし、使用しなくてよければそれにこしたことはないという立場であることは付記しておく。
農に携わるちょこっと先輩として、「農薬」に関する情報を発信し、読者と共に勉強していければと思う。
ます、「私たちは一体どの位農薬を食べても安全か。」ということで、第1回は農薬の1日摂取許容量(ADI・・・Acceptable Dairy Intake for man)について。

ADIは0.02といったように数値で表される。単位は通常「mg/kg/day」。これは1日につき体重1キログラムあたり○○ミリグラムまでならその農薬を一生涯摂取しても大丈夫であろうということだ。
ADIは、まず動物実験を行い、通常ラット(大きなネズミ)の一生涯(2年間)とマウスと犬(1年間)を使う。毎日エサに農薬を混ぜて食べさせ、どれぐらいの農薬が混じっていれば問題が出るかを調べ、その際には動物を解剖して全身にわたって細かい異変がないかも調べられる。また、繁殖試験といって、3世代にわたって毎日食べさせて各世代に問題が出ないかを調べることも行われる。その結果、問題が出なかった量を知ることができる。これを無毒性量(NOAEL)と言う。
動物実験で得られた数値をそのまま人間に適用できるか不明なので、さらに厳しくするべきだと考えられ、安全係数をかける。農薬のADIは1/100が通常使われる。。これは動物種の違いを考慮して1/10。それに個々の体質を考慮して1/10。合わせて1/100と考えてのことだ。1/100とはそれなりに厳しい数値ではなかろうか。
そして全ての食品中に含まれる農薬の合計がADIを越えないように各食品中に含まれていてもよい農薬の量を決める。日本の場合、体重は50キロで計算されるのでADIを50倍した値を超えないようにする。
一方農薬を使って作られた各農作物にどれぐらいの量の農薬が残留するかを実験で確かめ、その数値を元にして、各農作物の残留農薬の合計値がADIを越えないように設定した農薬の登録保留基準というものがあり、さらに厳しく国際的に話し合って決めた残留農薬基準がある。
農薬のラベルに書いてあるこの使い方が守られている限りは食品の安全性は保証されるという考え方なのである。

参考文献
 「原点からの農薬論」平野千里
 「農薬と農産物」坂井道彦 小池康雄
 農薬ネット







Last updated  2009年04月09日 06時57分30秒
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