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2009年05月06日
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カテゴリ:農業全般

同町内に住む知人のH氏が、労働事故で怪我をされ入院されているので、お見舞いに行ってきた。
建設会社に勤務され、道路工事の現場で木を切り倒しての作業中、その木が頭と肩を直撃、しばらくは意識不明だったが、手術を経て奇跡的に意識は回復、とりあえず一命はとりとめられたが、まだふらふらとしてまともに歩けず、視力も回復せず、骨折した肩の痛みもひどく予断は許さない状況だった。
不況の直撃で建設業関係も受注が減っており、道路整備や林業関係等の仕事でも何でも請け負う傾向のようだ。

農林業等の第1次産業は3Kと言うまでも無く、危険な仕事だ。
林業従事者はおよそ5万人で、年間の労働災害は2千数百件あり、約50人の人が死亡しているという。1000人に1人という驚くべき数字なのだ! 
ひとつの死亡事故の背景にはその数倍の怪我があることを考えれれば、もはや産業として存続することが許される水準ではないことは明らかだ。
介護もそうだが、劣悪な労働環境の改善には頬っ被りし、社会的に意味のある仕事だからと仕事がない若者を安易に誘導しようとする風潮には怒りさえ覚える。
現に、ファーマータナカが農業を始めて10余年だが、その間死亡事故は数件あったし、怪我については枚挙にいとまがないくらいだ。
極寒や酷暑の中、転倒・飛来・落下・挟まれ・巻き込まれ・激突・墜落・転落・倒壊・崩壊(林業における労働災害発生状況資料より)という危険と隣り合わせで毎日作業をしている人々のことにたまには想いをめぐらせてほしいと思う。

林業ほどではないにしても、農業における事故(農業機械や農薬による事故等)も後をたたない。
食品を通じての農薬の安全性についてはこのブログの「シリーズ農薬その1・・・ADI」で少しふれているのでお読みいただくとして、一番危険なのは、農業者自身なのだが、その安全確保を消費者をはじめ、関係機関が声高に訴えていただくことは余りないようだ。
散布量や散布時期やドリフト(風等により他の作物や圃場に飛散すること・・・詳しくは後述予定)による消費者への危険の回避は度重ねて言及されるが、農業者への安全については、せいぜい誤飲やマスクをせよといった注意程度で、農業者に対していわゆる優しい農薬の開発云々といった議論は聞いたことがないと僻んでいるのはファーマータナカだけだろうか。
現実には風通しのよい部屋で蚊取り線香がたなびいているのとは違い、農薬散布者は経口、経皮、吸入の3ルートからの同時摂取があり、かつそれを一生に数百回行っているのである。
底辺の第1次産業にたずさわる人々の辛酸を、いやなら、能力があれば、あるいはやる気があるなら他の職業につけばよいという自己責任論だけで片付けないで、現実を直視し、我ら弱者のためにも心ある声を上げていただければと思う。

ついでにいうと、第1次産業だけでなく、ファーマータナカの経験した接客業(飲食店)や営業(事務機器・書籍・農産物販売)も半端でなく大変な職業であった事を付け加えておく。
ファーマータナカがつく職業が大変なのか、職業とは押しなべて大変なのか、それともファーマータナカ自身が大変なだけなのか・・・。







Last updated  2009年05月06日 07時49分39秒
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