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2009年11月21日
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カテゴリ:田舎暮らし

悩み多き者よ 時代は変わっている
全てのことが あらゆるものが
悲しみの朝に 苦しみの夜に
絶えず時はめぐり 繰り返されている

ああ 人生は一片の木の葉のように
ああ 風が吹けば何もかもが終りなのさ
流れゆく時に 遅れてはいけない
移りゆく社会に 遅れてはいけない

悩み多き者よ 時代は変わっている
全てのことが あらゆるものが
すさんだ日々に ゆがんだ日々に
休みなく時は 通りすぎてゆく

ああ 人生は吹きすさぶ荒野のように
ああ 生きる道を誰でもが忘れているのさ
暗い歴史のかげに 埋もれてはいけない
飾り気の世の中に 埋もれてはいけない

悩み多き者よ 時代は変わっている
全てのことが あらゆるものが

「悩み多き者よ」 詞・曲 斉藤哲夫

「Don't Think Twice, It's Allright 」と、ボブ・ディランや ピーター・ポール&マリーは唄ったけれど、時は巡り、季節は通り過ぎ、時代は変わる。
煩悩は果てる事なく、心頭の滅却には程遠い。

巷ではデフレ宣言がなされる中、3連休は西~東日本の市街地でも紅葉が見頃だというが、過疎の山村の最低気温はついに氷点下となった。
農の現場での冬支度も急ピッチで進めなければならない。

生活道路でもある県道12号線沿い、地元の人々の紅葉スポットでもある葛(つづら)岳もご覧の通り落葉が目立ち、何とも冬ざれた光景だ。
杉だけが青々しい。

落葉

(After:あえなく紅葉前線が過ぎ去った葛岳)

葛岳の紅葉

(Before:控えめな紅葉が素敵だった葛岳)

去り逝く紅葉前線を惜しみながら、「紅葉」のおさらいをしておこう。

まず「紅葉前線」だが、気象庁で観測しているイロハカエデの紅葉初日の同じ場所を結んだ線を天気図の前線に例えて「紅葉前線」といっている。
気象庁では、各地方気象台の近くに標準木を定め、その木の葉の約8割が紅葉した最初の日を「紅葉日」、約8割が散った日を「落葉日」として、情報を全国に発信している。
イロハカエデの紅葉前線は、約50日で日本列島を南下し、その速度は1日平均約27kmと言われている。

次に紅葉のメカニズムだが、冬が近づき気温が低くなると、葉と茎の間の水分や養分の通る管が詰まりいわゆる「離層」が形成される。
葉に残ったクロロフィルで作られたデンプンは、離層によって葉に溜まり、分解されてブドウ糖に変化する。
一方紅葉する植物の葉の細胞中には「アントシアニジン」という物質があり、この物質とブドウ糖が結合することによって、 クリサンテミンという赤色のアントシアニン系色素がつくられる。
葉の中に残ったクロロフィルが分解されて緑色が薄くなるとアントシアニン系の赤色が目立つようになり、 葉の色が赤く変化する事となり、これが紅葉のメカニズムだ。 

紅葉が鮮やかに美しく色づくためには、温度・光・湿気の3つが必要条件といわれているが、様々な要因が複雑に絡み合って、詳しい事は判っていないらしい。
一応温度に関しては、昼と夜の寒暖差が大きいことと、最低気温が10℃以下になると色付き始めて、さらに5℃以下になると一気に進むとされる。
光に関しては、夏が暑く日照時間が長いこと、太陽の紫外線がよく当たることといわれる。
温度と光によって光合成は促進され、又「アントシアン」の生成には、温度が8度以下で十分な光が必要だとされる。
湿度に関しては、 夏に充分な雨が降り(乾燥すると葉やけを起こす)、紅葉時には適度な水分が必要だという。(湿気が少なく乾燥が必要との説もある)

紅葉のほかに、黄葉(ファーマータナカのデイリーリポート「下城の大イチョウ」参照)、褐葉があり、褐葉は紅葉ではなく黄葉と同じ原理である(クロロフィルの分解により、緑色が薄くなって他の色素が目立つ)あり、タンニン性の物質(主にカテコール系タンニン、クロロゲン酸)や、それが複雑に酸化重合したフロバフェンと総称される褐色物質の蓄積が目立つためとされる。

温暖化の影響もあってか、過去50年のあいだに15日もカエデの紅葉が遅れていることも付記しておく。

身も心も寒ー!!。






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Last updated  2009年11月22日 06時38分34秒
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