1月29日は、またしても大酒を飲んでしまった。
この地では、兎にも角にも会合(=飲み会)が多いのである。
この日は、毎月部落で開かれる、税金集会と称する飲み会と、部落に通じる道路の拡張工事説明会と称する飲み会のダブルブッキングであった。
ファーマータナカとしては、お得意のはしご酒の計画を秘密裡に立てていてのであるが、一軒目であえなく撃沈してしまった。
で、お酒の話をすこし。
シアナマイド、ノックビン・・・・。
この単語をきいてピンときた人は、ドクターか、私と同類の霊長類ヒト科アルコール依存予備軍目である。
人は太古の昔から、酒を作ってきた。
ウスケボー(ウイスキーの語源)、アクアヴィテ(北欧のアクアビットの語源)、オードビー(ブランデーの語源?これはちょっと自信なし、何分、ほとんど消えかかった記憶をもとにかいているので)等々・・・。
これらすべては確か、命の水といった意味合いの言葉なのである。
酒が百薬の長と称される所以である。
この命の水が一転悪魔の水になってしまう。
都会でも、かくれ依存症の人は結構いるのであるが、その点、田舎は上記のようにしょっちゅう飲んでいるので、危ない方が結構いらっしゃるし、よく見えるのである。
しかし、例えば山仕事に従事されていて、体力も使い、汗を流されているので依存症の発現がいくらか遅くなるのかもしれない。
そういうファーマータナカも、試しに本や、ウエブ上のアルコール依存症のチェックシートなどをやってみると、ほとんど100%の確率で依存症とでてしまうので、あなたもぜひ一度お試しあれ。
アルコール依存症は、「ブレーキの壊れた車で急な坂を下っているようなもの」と比喩される。
ぐんぐん加速度がついて、結局は破滅にむかうか、あるいは、途中で飛び降りるかのどちらかなのである。
小生は飲みながら、「明日以降に飛び降りなければ。」といつも思うまじめな性格の持ち主ではある。
冒頭の単語は、抗酒剤(酒量抑制剤)とよばれるものである。
アルコール増強作用、アルデヒド脱水素酵素阻害作用があり、これを飲んでお酒を飲むと、とにかく無茶苦茶気分が悪くなるそうである。
呑ん兵衛の皆さん、この薬のお世話にならないようおたがい気をつけて飲みましょう。
(ファーマータナカの四方山コラム 2002.01.31)

(田舎暮らしでは何かにつけて宴会が催される。常飲はアルコール依存症への入口でもある。)
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