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2015年04月26日
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カテゴリ:農業者

久留米市のえーるピアというところで上映会があった。
原発関連の映画はこれまで200本以上が製作されているが、いわゆるヒット作と呼ばれるものは実際はあまりないらしい。
この映画はここで39ヶ所目の上映ということで、それなりに注目も集め、動員もあるらしい。

「遺言 原発さえなけれれば」は、原発事故に見舞われた福島県の様子を、東日本大震災直後から800日間にわたり記録した、3時間45分におよぶ長編ドキュメンタリー。
震災翌日の2011年3月12日、福島第一原子力発電所の取材現場にかけつけたフォトジャーナリストの豊田直巳と野田雅也が、13年4月まで、その土地の人々と過ごした日々を記録し続けた。
「一章 汚染 取り残された住民たち」「二章 決断 酪農家人生の崩壊」「三章 避難 ご先祖さまを残して」「四章 故郷 つなぐ想い」「五章 遺言 原発さえなければ」の全5章、総時間225分を通し、苦境の中で気づいた、本当に守るべきものの存在とは何かを描き出していく。

800日間という長丁場、かつ225分という尺の長さなので、原発事故の様々な様子が網羅的に描かれているのかと勝手に想像したが、実際は数件の酪農家の事故後の様子を淡々と描くるルポであった。

ファーマータナカは1970年の終わり頃から1980年にかけて、北海道の中標津町という道東の極寒の地で酪農を営んでいた経験をもつ。
そのため、この映画の現実は、身につまされる辛いものとなったであった。

決して豊かとはいえない、住家、牛舎、搾乳機械があり、東北の民はそこで何代にも渡る暮らしをつないできた。

その現実とはこうだ。
乳牛は人間が経済動物として改良を加えてきたため、仔牛を育てるために必要な乳量の何倍もの牛乳を生産するようになっている。
自分の体を維持するため、そして大量の牛乳を生産するために、日々大量の餌を食まければならないし、人間は餌をやり続けなければならない。
だが、放射能で汚染された土地、餌、体から生産された牛乳は廃棄される運命となる。
そのため、給餌量を減じる措置はやむを得ないと言えるだろう。
しかし、改良された乳牛は、餌が少ないからと言って牛乳の生産をストップさせるわけではない。
パンパンに張った乳房をもちろん放置できるはずもなく、又朝晩の定時の搾乳を疎かにすれば、乳房炎などの病気の原因にもなってしまう。
それどころか、その生理メカニズムにより、自分の体を削って牛乳を生産し続けるのだ。
当然体はガリガリに痩せていく。
哀れというほかはない。
又、搾乳する人間の方だが、搾乳作業は幾らか自動化されたとはいえ、毎日定時に2回延々と続くそれは、結構過酷な労働だ。
しかも、廃棄するために絞るのである。何と無念なことだろう。
そして最終的に待ち受けるもの、それは食肉にさえならない屠殺だ。
牛は無駄死のために餌を食み、乳を出し、死んでいき、人間は無駄死の手伝いを強いられる。

「原発さえなければ」に日本国民は今一度正面から向き合い、議論し考え、早く結論を出して行動に移す時が今まさに来ている。

遺言 原発さえなければ

 







Last updated  2015年04月26日 10時27分56秒
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