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カテゴリ:病害虫
コナジラミは農家の永遠の宿敵であるが、以前書いたそのコナジラミの防除の記事(防除(その3・・・物理的防除3・・・ヒートショック)について、愛知のトマト農家@さんからコメントを頂いたので、この場をかりて返信させていただくことにした。 愛知のトマト農家@さんへ 古い記事なのにコメントありがとうございます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
ファーマータナカさん、ご丁寧に返信ありがとうございました!!
非常に参考になります。実は現代農業2014年6月号でこちらの技術の紹介をしていたのが、しるきっかけになったのですが、トマトの記事はなかったので、検索したら、こちらのブログが引っかかってきたのでした。 有機JASの基準にのっとってトマトを生産しているため、化学農薬の使用ができません。おかげさまで、コナジラミさんの天下になっておりますwww まあ、事前に天敵・微生物等で防除しておればここまではひどくならなかったとは思うのですが、後の祭りです。 一度、作を収量する前に是非一度試してみようと思います。結果も連絡させていただきます!! ありがとうございました!! (2015年06月12日 10時58分45秒)
ファーマータナカさん、結果報告です!!
結果からいうと、半分成功、半分失敗でした・・・ コナジラミにはやはり相当あの環境は応えるらしく、ぱらぱらと落ちていく姿が見受けられました。 ただ、終わった後でトマト果実が煮えてしまい、青い果実の状態で軟化しているものが多数発生するという事態になってしまいました。 温度は45度近辺まであがり、時間としては到達してから15分程度、しかし湿度が思うように上がらず70%程度だったのが原因なのかどうかが不明です。 湿度があがってないからというより、高温でトマトが煮えるのかなーと思ってます。 そのような症状はありましたか? (2015年06月27日 10時05分32秒)
結果報告拝見しました。
ブログにも書いておりますが、私もトマトが煮えた状態になった失敗の経験があります。 経験からいうと、あくまでも私見ですが、低湿度が原因だと思われます。 (この技術自体が、高湿度を前提にしているものですから) 90~95%の湿度はいわばミストサウナのような感じになるかと思います。 自分の失敗は、細霧のためなかなか温度が上がらず、温度を上げるために結果的に湿度を犠牲にし高湿度が保てなかったこと、あるいは終了時に一気に開放して湿度を急激に下げたのがtトマトが煮えた原因ではなかったかと、分析しています。 作の終わりに実験されると思っていたのですが、被害は大丈夫ですか? コナジラミ憎しは経験上よくわかるのですが、再び開花結実肥大までの時間を思うと、なるべく被害が少ないようなやり方(広さ・時期等)で実験して下さればと思います。 健闘をお祈りしております。 (2015年06月28日 07時27分29秒)
大丈夫です。作の終わりの実験です。
ただ、やはり果実への影響が一番の懸念材料であったため、どうなるのかというのも確かめたかったので。 やはり湿度が原因ですか・・・ よくブログを読み込んでみたら、”先に”湿度をあげておいてから閉め切って温度の上昇をはかるんですね・・・ そこみてませんでした。閉め切ってから温度と、細霧で湿度の上昇を試みたのですが、温度上昇と絶対湿度が同じ速度で上昇していて、相対湿度は変わらない。温度上昇を止めた段階でやっと相対湿度が上がり始める、といった状況になってました。 はじめに湿度のみをあげていくのが、高湿度条件を作り出す要かとおもったのですがどうですかね? (2015年06月29日 10時39分49秒)
作の終わりの実験でよかったです。
高温が確保できるなら、湿度は上がりすぎてはいけないということはないので、次回はぜひ高湿度でやってみて下さい。 (2015年06月30日 20時18分33秒) |