ミオクラブ(Mio club)
1月14日(木)大分県庁でミオクラブ(Mio club)による求評会があった。先日からの大雪で全行程90kmのうち、小国町~黒川温泉~瀬の本高原~久住町~竹田市までの約50kmは一面銀世界で死ぬかと思った。おおいた県食料産業クラスター協議会の商品開発事業で、当社(有)ニューファーマーズファクトリーはフルーツトマト「森のトマト姫」を使用した、ドライフルーツトマト「森のトマト姫」を開発中であり、その試作品を「Mio club」の方々に試食評価していただき、よりよい製品に仕上げていくためのワンステップにしよという趣旨だ。「Mio club」のミオは、「made in oita」の略で、「The・おおいた」ブランドをはじめとする大分県産品を応援しようというコミュニティクラブだ。本当に美味しいものを食べたり知ったりすると、誰かに話したくなるものだ。会員さんのそうしたクチコミによって、どんどん「The・おおいた」ブランドを広めてもらおうということで、活動内容として、交流会やモニターで実際に県産品を食べていただいたり、専用ホームページや会報誌で情報提供・共有を行っているクラブだ。会員数は大分の方を中心に約1,600人。ファーナータナカが手がけるドライトマトは、ヨーロッパではポピュラーであり、日本でもシェフと呼ばれる人の50%はドライトマトを使用したことがあるという情報もある。塩分が多い本場のドライトマトに比べて、高糖度トマト「森のトマト姫」を無塩で低温乾燥で仕上げるフルーツドライトマト「森のトマト姫」は大ブレイクの予感(ファーマータナカのみの)だが、商品開発はもちろん販路についてもまだまだ未知数だ。ここは「Mio club」の方々のご意見は大いに参考になるところだ。だが、元々ホテルやレストラン等の業務筋がターゲットととらえているので、心配は果たしてドライトマトがどの程度認知されている食材なのかということであった。そのためには、ドライトマトの良さを感じてもらえるレシピが必須の条件だと考えとわけだ。そこでファーマータナカは、昔取った杵柄で、飲食店5店舗経営のオーナーシェフだった経験を生かし、当時のCEO兼女総料理長(=愚妻です)におまかせ丸投げで、ドライトマトを使ったレシピを考えてもらい、その良さをアピールしようと画策したのであった。(料理オタク?の大分県西部振興局のK氏にも多大のご協力をいただいた事を付しておく)その内容とは、1. ベーピーリーフとドライトマトのサラダ2. クリームチーズとドライトマトのカナッペ3. タマネギとドライトマトのコンソメスープ4. ベーコンとドライトマトのパスタという、ライトなイタリアンランチといった構成だ。我ながら上出来、美味!!機会があれば、このブログでもそのレシピを紹介していきたいと思う。実際はどうだったかというと、心配をよそに、「Mio club」の奥様やお嬢様方は、セレブでハイソな方々ばかりのせいなのか、ドライトマトに関する認知度は非常に高く、「今回の商品開発の中では1番期待していた。」「百貨店に行かないと手に入らないので、わざわざ買いに行く。」「直売者にたまたまあったらまとめ買いする。」「ドライトマトを使ったケーキやドライトマトバター(レーズンバターのようなもの)を作っている。」等々、当方の認識不足を思い知らされるうれしい悲鳴の求評会となり、手ごたえも感じ、それぞれのメニューも美味しく試食していただけた(と思う)。追ってアンケート結果がいただける筈なので、大いに参考にさせていただきたいと思う。何とかいい食材に仕上げますので、その節はよろしく。