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房州びわと山の幸 福原農園の農業日誌

福原農園の房州びわの品種紹介

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現在に至るまで、様々な品種のびわが開発されてきており、産地にあった品種が導入されています。果実の大きさ、形、色、光沢、味、土壌に対する適応性、寒害に対する耐性、病気に対する耐性、樹勢や樹形、花が咲く時期、収穫時期がそれぞれ異なり、全ての面で優れているという品種はありません。下に紹介している品種の中には、現在ほとんど栽培されていないものも含まれています。

早生品種

・天草早生
 1975年に熊本県で品種登録された極早生品種です。偶発実生による品種です。樹勢はやや弱く開帳性の樹形になります。果実の肥大がはやいため寒害に弱いです。果実は長卵形で大きさは中くらい。やや酸が高いです。主に九州の産地で栽培されています。

・森尾早生
 1970年、長崎県の品種です。「茂木」の枝変わりです。樹勢はやや弱く、やや開帳性の樹形になります。果実は低温による障害を受けやすいです。果実は長卵形で大きさは中くらい。肉質はやわらかいが糖は低く、酸は中くらいです。成熟は「茂木」に比べて20~30日早いです

・本田早生
 1942年、長崎県の品種です。偶発実生による品種で、樹勢は中くらいです。果実の肥大がはやいため寒害に弱いです。果実は長卵形で大きさは中くらいで、やや不揃いです。糖度は低く、酸は中くらい。果面に赤あざの発生がみられます

・長崎早生
 1976年、長崎県の品種です。「茂木」と「本田早生」の交雑実生からの品種です。樹勢は強く、直立性の樹形で、寒害には弱いです。果実は短卵形でやや角張り、「茂木」よりやや大きいです。果肉はやわらかく、糖度は特に高くありませんが酸が低く、香気があって食味がよいです。主に九州地方のハウスで栽培されています。福原農園で所有している品種の中では、一番早く花をつけます

・なつたより
 2009年、長崎県で品種登録されたばかりの品種です。「長崎早生」と「福原びわ」を交雑して育成した品種です。長崎びわとしては実が大きく、平均60gで果肉はやわらかく、食味がよいです。樹勢は「茂木」よりやや強く、豊産性で、がんしゅ病に対して抵抗性があります。(がんしゅ病のA系統に抵抗力がある品種は現在、「なつたより」のみ。そのかわりC系統の菌に弱いという弱点をもっているため、これに強い品種が開発されつつあるそうです。)九州地方で数年前、台風によりびわの木が大きな被害を受けた地域があり、その地方を中心に新しく植えられています。「茂木」を上回る糖度をもつため、九州地方では新しい主力品種になっていくかもしれません。枝が裂けやすいので、誘引するときに少し注意が必要です。

ここでは、房州びわの品種のうち、早生品種のみ、紹介しました。他の品種につきましては、福原農園のHP内の「房州びわの品種紹介」のページをご覧ください。
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