支配人との対話
ようやく、近くの牧場の支配人さんと会えました。以前、卵のことで夫が聞いた話を確認しなければ、と思っていました。卵については、いろいろ聞いているうちに、不均一が一つの問題なのだとわかりました。平飼いにしているため、餌なども、それぞれ好きなものを食べるので、卵によって、白身までしっかりと硬くて、混ざりにくいものもあれば、殻が柔らかいものもあるため、利用目的によって、使いにくかったりするようでした。個人で使うには、あまり問題ではないことが、レストランでは使いにくいということなのでした。もう一つは、生ユッケのことで、保健所が過敏になっていて、安全管理に対して、指導がうるさくなっているということでした。そもそも何を安全というのか、ですが、健康な鶏が産む自然に近い卵は、長期的な視点で見れば、安全なのです。でも、菌などのように短期的な視点で見れば、しっかり管理して、餌も均等で、殻も汚れない卵が衛生的で安全性が高いということになります。商売でレストランをやっていれば、それは当然のことなのでしょう。野菜の農薬も同じですが、その時は虫も付かず、安全でも、長い時間摂取することで、じわじわと人体に影響するものが全くないとどうして言えるのか。でも、原発の放射能もそうだけど、きっと、自分が仕事をやめた後に出る被害など政治家も公務員もどうでもいいと思っているのでしょう。そしてもう一つ。そもそも最初に夫が卵を持って行ったとき、宿泊部門の責任者の方の対応がひどかったので、こんな話まで発展してしまったのですが、夫が腹をたてたままでは、秋の教育旅行の民泊を受けられないと話しました。夫とその方とで話し合いをもちましょうか、ということになり、私も同席して、と言われたのですが、そもそも客であり、年長者である私たちの前で、背もたれに寄りかかって話を聞くような無礼な人なので、上司が同席してくれるように頼みました。でも…なんとなく、やっぱり第三セクター、民間企業とはちがうなぁ、とちょっとだけため息をついたのでした。