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テーマ:少年野球(730)
カテゴリ:自主練習
昨日のエントリーでみなさんが興味を持たれた 「ボール怖い病」の練習方法と克服ポイントをエントリーします。 キャッチボール編 これエントリーしても、たぶん同じようなことしてますよ、きっと。 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 昨日のエントリーの主人公・K太くんの お母さんに教えた練習方法と克服ポイントは・・・ 練習方法 ○柔らかいボールを使うこと。(軟式テニスボールなど) ○近くから(4~5m)下投げで投げて素手で捕らすこと。 (家の中でも出来る距離・雨でも可能で毎日出来ます。) ○スピードは緩くから始めて出来る具合を見て少しずつ加速。 ポイント ○投げるところは「顔」を狙って! これだけです。(ポイントのところは重要ですよ。) 毎日、100球ぐらい捕らせてください。 たったこれだけで「ボール怖い病」の中程度の症状までなら 2~3ヵ月、かかっても半年もあれば充分に治るでしょう。 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 野球を始めた子で「ボール怖い病」の判断は 柔らかいボールで、自分でボールを上に投げさせて、 捕る時の行動で判断できますね。 軽度・・・捕っても、捕る瞬間に目をつぶる。首を傾げる。 中度・・・体が動かず、捕る瞬間に腰が引けて後ろに下がる。 重度・・・ボールの下に入れない、ボールから逃げる。 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 重症の子には、 上に書いたK太くんのお母さんに教えた方法が ある程度捕ることが出来るようになったあとに フライ捕球を練習させてください。 この時も柔らかいボールを使用して素手で捕らせます。 (うちの息子は新聞紙を丸めガムテープで固めたボールを使用。) ※道路でも出来ますが車には充分気をつけてください。 練習方法 ○柔らかいボールを使って素手で捕球。 (新聞紙ガムテープボールなら落球しても転がらない。) ○投げる距離は10mくらいから。高さは街灯ぐらい。 ○下投げでフライを投げます。 ポイント ○立っている位置に動かず捕れるように投げてあげます。 ○捕球位置はおでこの前で捕ることを必ず守らせます。 10m&街灯の高さが捕れるようになったら 少しずつ距離を伸ばしていってください。 20m&街灯よりちょっと高いくらいが捕れるようになったら 次の段階に進みます。 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 最後は、動かして捕らせます。 練習方法 ○柔らかいボールを使って素手で捕球。 ○15m~20mの距離をとって、下投げでフライをあげます。 ○投げる前に、投げる人がボール持つ手を後ろに引いたら 全速力で前にダッシュさせて捕らせます。 ポイント ○フライは高くなくていいので 走りと合わせたところ(前)に渡すように捕れるように フライを投げます。 ここまで捕れるようになれば これで普通のキャッチボールは出来るようになると思います。 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ ゴロの捕球、バッティングは、 それぞれ別の方法でないと治らないと思います。 それも、今回のように要望があれば 後日にでもエントリーしようと思います。 (うちの息子のボール怖い病を治した経験則からですが。) 1日1ヒットお願いします! お客様還元特価!バッティングトレーナー・トス対面[HT-85] にほんブログ村 野球ブログ 人気ブログを読もう! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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ウチの子はライトを守っていた頃はボールを怖がらず、むしろボールに向かって突っ込んでいく子だったんですが、サードに変わってから顔が逃げるようになってしまいました。まあ、外野と内野ではスピードが違うんでしょうが、直せるんでしょうか?
(2006年12月20日 11時07分31秒)
ポイントの「顔を狙う」というのには正直驚きました。考えて見れば「顔の前でも捕れば怖くない」って理屈はよく口に出して言ってましたっけ……
子供に自信を持たせる。その為には結果を提供する。柔らかいボール(硬式テニスボール)で気長にやろうと思います。丁度冬場のトレーニングとしては室内でもちょうど良いですしね。 しかしそれを親御さんに説明するのが大変です…… (2006年12月20日 11時14分04秒)
いや、参考になりました。うちの「ヘタレ君」の親父コーチ殿に見せますよ。
ぜひ、バッティング編もお願いします。 そこそこへっぴり腰でもキャッチボールで捕れるようになったので、バットを振って逃げちゃうならば、右手(右打ち)でボール捕ってみろと、左利きのグラブで捕らせようとしたら(ボールを見極めることと、捕れればバントも可能。それで馴れていくかな?と、おもったのですが。)、バットと同じ様に逃げちゃいます?? キャッチボールでは捕れるのに・・・人間って不思議ですね。 (2006年12月20日 11時55分05秒)
我がチームは中症の子が多いですな^^
チームでほぼ同様の練習(ただし、軟球ですが・・・)を別メニューでやってましたが、次の練習となると元通り。 3歩進んで2歩下がり、練習休んで5歩下がる・・・ やはり平日も継続的にやらないとなかなか治癒は難しいですね。 (2006年12月20日 14時04分14秒)
ポイントは【軟らかいボール】と【顔】ですね!それも繰り返しが一番重要!!
こればっかりは土日の週2日ではどうにもなりませんね^^;保護者の協力体制を確立しなくてはっ!! (2006年12月20日 15時17分22秒)
0730ゆうさん こんばんは。
>サードに変わってから顔が逃げるようになってしまいました。 ノックが強いのかもしれませんね。サードだからといって少年野球はそんなに強い打球はいかないものです。あまり強いノックをしても顔が逃げる捕球がクセになってしまうのですが・・・ 構えから打球に向かう時にグラブを上にあげて立ってしまっていませんか?そうすると上から見るために打球がより速く感じるかもしれません。ボールを下から見る・・・グラブを膝より上げないで動き始めて動いてみてください。 (2006年12月20日 19時42分45秒)
球夢2006さん こんばんは。
ボールが怖い子は動体視力もそうなんですが、視野が狭いことも考えられます。 ●目に一番近いところで捕らせる事 ●手がきちんと見える位置で捕らせる事 が必要かもしれません。 始めは、硬式テニスボールよりも軟式テニスボール(ゴムボール)のほうがいいですよ。 親御さんが子供の野球に協力的じゃないと家では出来ませんね。治してあげたいと思っている親御さんだけでいいと思いますよ。 (2006年12月20日 19時48分55秒)
フルコーチさん こんばんは。
> そこそこへっぴり腰でもキャッチボールで捕れるようになったので、バットを振って逃げちゃうならば、右手(右打ち)でボール捕ってみろと、左利きのグラブで捕らせようとしたら(ボールを見極めることと、捕れればバントも可能。 キャッチボールとバッティングではボールの見方が違いますから、また違う恐怖心があると思いますよ。キャッチボールで捕球できるのだったら、いっそピッチャーの方に身体を開いて構えてみてはどうですか?キャッチボールと同じ見え方になると思いますよ。八重樫打法ですかね。^^ (2006年12月20日 19時53分44秒)
さとるさん こんばんは。
>チームでほぼ同様の練習(ただし、軟球ですが・・・) 軟式でやっていては恐怖心は払拭できていないかもしれませんよ。ようするに、慣れと「捕れるんだ」という意識付けですから。 別メニューでやるんだったら半日潰すくらいの気持ちでこれだけやらないと治らないと思いますが・・・ (2006年12月20日 19時56分24秒)
とうさんさん こんばんは。
ようするに、一番見えるところと、一番怖いところの合わせ技ですかね。小さな子だって目の前にハエや蚊が来たら手で払えるでしょ。一番手が動き易いのが目の前ではないかと思います。 (2006年12月20日 19時58分52秒)
「ボール怖い病」 普通に出来る子から見ればなんともない事でしょうが、本人からすると深刻な問題ですよね。
これに悩んでいる子は、このエントリーを参考に1日も早く克服してほしいですね。 http://syounenyakyu20.seesaa.net/ (2006年12月21日 00時09分24秒)
好きになっちゃえば少々恐怖心が伴う位のことが楽しくなります。オートバイのモトクロスなんてジャンプが楽しいんですが、あんなの興味が無い人にとっちゃ恐怖以外の何物でもないでしょうね。
治療法は皆さんに任すとして、予防法はそんなに好きになっていない時に、「何でお前はこんな球も捕れないんだ!」なんていうキャッチボールをしないことでしょう。 腕に覚えのあるお父さんを持つ息子にけっこうボール恐怖症児がいるのも偶然ではない気がします。 (2006年12月21日 00時57分39秒)
ドラ夫さん こんばんは。
>普通に出来る子から見ればなんともない事でしょうが、本人からすると深刻な問題ですよね。 そうなんですよね。怖くて捕れないと周りの仲間からも悪く言われたり、コーチにいろいろ言われたり、上達もままならず楽しくないですからね。(うちの息子の場合) ボールが怖い子にはワンバンキャッチボールってよく言われますが、ワンバンの質によって怖いのに拍車を掛けてしまいます。(ポワーンていうワンバンなんてコーチはやってくれませんよ。バン、バンじゃ怖いだけ。) (2006年12月21日 20時51分55秒)
五十路コーチさん こんばんは。
>腕に覚えのあるお父さんを持つ息子にけっこうボール恐怖症児がいるのも偶然ではない気がします。 耳の痛いお話ですが、うちの息子の場合は他コーチによるキャッチボールより発症しました。(子供達にとってとってもこわーいコーチさんです。)目に2回も当たってしまってトラウマに。 「こんな球も・・・」と思うこともありましたが、工夫の毎日でしたね。完治まで2年間かかりましたから。 予防は「好きにさせること」、私は練習に遊び感覚を取り入れることだと思います。 (2006年12月21日 20時57分49秒)
ボール怖い病の原因は、当たったら痛そうだなあという恐怖感も大きいのでは?
我が家のP助が野球チーム入りして直後くらい(小3の夏)の頃にやったことです。私がP助の身体に軟球を当ててやることで、実際の痛みを体験させました。最初はフワッとしたゆるい球を腕、胸、背中、腹、太もも、ももの裏にそれぞれ当てました。最初はビビって逃げまくりますが、すぐに笑顔で痛くないじゃんと言ってました。徐々に強くしていき最後はお尻にカナリ強めの球をぶつけてやりました。飛び上がって痛いと言って笑ってましたが、我慢できない痛みじゃないと身体で理解してくれたようです。 それ以来、体ごとボールに突っ込めるようになり、今年、初めてサードについたときも、強い打球でも顔を背けることなく身体に当てて前に落としていましたので、球に対する恐怖感はないのだと思います。 でも、公園で自分の息子にボールをぶつけている場面を虐待と勘違いされて通報されなくて良かったです。 (2006年12月26日 05時43分27秒)
館長・P助の父さん こんばんは。
>ボール怖い病の原因は、当たったら痛そうだなあという恐怖感も大きいのでは? その通りでしょうね。さすがに軟式を体にぶつけての逆療法は勇気がいるでしょう。子供の性質にもよるでしょうし。泣き虫君はだめかな。 (2006年12月26日 20時19分04秒)
僕は中2で野球をやっています。ちょっとボールが怖いです。特に僕はセカンドをやっていてショートバウンドが来ると顔がボールから逃げてしまいます
。どうすればいいんでしょうか? (2007年01月27日 19時23分55秒)
セカンドさん こんばんは。
誰でも恐いと思ってみてください。 ショートバウンドになりそうだったら一歩前へです。 後ろに下がればハーフバウンドで更にとりづらくなりますよ。 壁当てでショートバウンドの捕球練習や誰かにバウンド投げてもらって捕るタイミングを練習したらどうですか。 小学生のボール恐い病とは違うものですよ。 中学生ですから練習あるのみ。がんばってください。 (2007年01月28日 20時33分53秒)
息子が所属している少年野球の3年生チームのコーチをなぜがやっております。
野球の経験が無いもので苦労しております。 そのチームに新入部員3名入部して3ヶ月が経ちましたがその内2名はボール怖い病が直りません。 3年生は丁度9名、なんとかみんな試合に出させてやりたいと思うのですが・・・ いろいろなブログを検索しておりましたところ 目からうろこの内容が藁をも掴む思いです。 ゴロ捕球編是非教えていただければと思います。 (2009年09月14日 10時05分16秒) |
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