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2007年04月12日
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テーマ:少年野球(730)
カテゴリ:雑記帳

少年野球の子供達を指導するうえで大切なこと。

それは・・・

『早熟の子』 『晩熟の子』 があるという認識を持つ事。


早熟の子を「センスが・・・」、「ものが違う・・・」などと持て囃し、
晩熟の子をまったくセンスが無いというように思ってしまう・・・



そうならないように、戒めとして

以前エントリーした同じ内容をエントリーします。



-----------野球調・ゴールデンエイジ(2)-----------



少年野球の指導をする目安としてご紹介します。




少年少女指導において



ゴールデンエイジ世代には勝負だけにとらわれ、勝つだけを
目指してはいけない。
この世代が試合に勝つことは簡単である。
体が大きい選手や足の速い選手、ボール馴れしている選手を
配置すれば、簡単に勝つことができる。
しかし、このゴールデンエイジ世代に正しい技術(スキル)を
獲得することはのちにつながる。」



指導者がやるべき事は、

「長期的な視野に立ち、
   子供たちに財産=技術(スキル)を持たせ、
              次のステージに送り出す。」


という事です。




具体的には、

1.人間の器官・機能の発達速度は一様ではない

 →発達・発育を考えて
 →個人個人、最も吸収しやすい時期にその課題を与えていく


2.目先の勝利に目を奪われて
 将来の大きな成長を阻害してはならない


 →大会は手段であり目的ではない
 →あとの発達の妨げになる」ことを取り除いていく




「チームとして勝たせてあげたい」
「一人一人を上手くさせてあげたい」

をどう並び立たせるかが一番の悩みどころなんですよね。
(でも、私はどちらかというと長期的に見るコーチかも。)




●晩熟な(早熟の反対)小学6年生のケース


1.小学3年生程度の体格・体力しかない

 →力が弱い・足も遅い
 →高校・大学の頃には体格・体力面で早熟な子に追いつける
 →スキルではなく体力面の練習に比重を置かれると悲劇


2.勝負だけにとらわれた前記の戦術では活躍の余地無し

 →試合に出れない・出ても活躍できない
 →身につけたクローズドスキルを判断を伴うオープンスキルに
   高められない



●早熟な小学6年生のケース


1.中学3年生程度の体格・体力がある

 →力が強い・足も速い
 →同世代では活躍できる
 →力・スピードに頼り過ぎでスキル不足に
 →高校・大学の頃には晩熟な子に追いつかれる


2.日本人は晩熟

 →力もスピードも通用しない
 →ジュニアの大きい大会等で初めて認識する
 →スキル不足で大成できず



指導者は晩熟な子供を軽視しがちですね。
逆に子供の親は早熟な子供を軽視しますよね。


早熟な子供は『飛び級』させて
一つ上の世代に混ぜてあげないと、
力・スピードに頼るだけのスキル不足の選手になってしまう




私の少年野球時代も、やっぱり体の大きな子が持て囃されて
いたのですが、中学3年くらいになると普通の選手になって
しまって、皆に追い抜かれていくのを目の当りにしてきました。

追い抜かれていったのは友人なんですが、彼はすでに6年生で
165cm以上身長があって、足も速く、運動神経も高く、
少年野球ではダントツトップを走っていて選抜チームでもトップ。
でも中学3年時には皆に追い付かれ追い抜かれていました。

けして彼が努力していないということはありませんでした。
周りが彼以上に伸びていったということです。


 
また、選手は試合をやる限りなんとしても「勝ちたい」と思っています。

「勝ちたい」という気持ちをもてない選手は成長しません。

それをサイドで「あわてなくてもいい」「しっかりいこうよ」
「周りをよく見て落ち着いて判断しなさい」など
勝ちに急いでいるときに冷静さを取り戻すようなコントロールを
してあげることが大切なことだと思います。




こんな時、怒号系コーチはものすごい怒り方しますね。
けして子どもを落ち着かせる言い方はしませんね。
それどころか子どもを泣かせてしまいます。
子どもは試合よりも怒号が気になってプレーできないシーンを
何度も見てきています。(大概、弱いチームが多いです。)



技術やイマジネーションは幼少でのボール遊びから生まれてきます。
楽しく自由に遊ばせてあげることです。
そして指導者は、すばらしいプレーを子供がした時、
これ以上ないほめ言葉を子供に言ってあげることです。
そのすばらしさを認めてあげることです。
日本の指導者は、これができませんというより下手なんでしょう。
試合中であれば「失敗」は試合が終わってから問題点として
「どうして失敗したか」を選手と一緒に考えどうすればよかったかを
子供に考えさせることです。
そして 、もっとも大切なのは、いいプレーをしたときに大きな声で
ほめてやることです。認めてやることです。
少年年代の試合中の監督の仕事はそれだけでいいと思います。





『早熟の子』 『晩熟の子』 があるというは忘れないように
子供達の指導に取り組んでいきたいと思っています。


低学年を担当していますから、特に褒めることを忘れずに
褒めて認めてあげるように気を付けて指導していきます。






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最終更新日  2007年04月12日 21時12分27秒
コメント(16) | コメントを書く


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 Re:ゴールデンエイジ (早熟の子、晩熟の子)(04/12)   yassy093 さん
私は体が大きくて手だけでもとどいてしまう選手には中学でつまずくよとアドバイスし、ステップをして投げるようすすめます。自分が苦しんだからです。
勝とうという気にさせるのは難しいですよね。自分ちの子でも大変です。 (2007年04月12日 21時54分16秒)

 つまり原点   trytry さん
 これって、少年スポーツの原点ですよね。
 わかっているつもりですっかり忘れていました。
 野球を上手になって欲しい!
 キャッチボールが出来るように。
 ゴロを捕れるように
 フライが捕れるように
 バットにボールが当たるだけで盛り上がっていた・・・。
 楽しく仲良くスポーツをして欲しい!
 
 始めた時はそう思っていたはずでしたが・・・。
 日々子供たちは成長していきます。
 おっしゃるとおり時間がかかる子、言われてすぐ出来る子、なかなかしない子・・・・。
 それでもみんな成長しているんですよね!
 大切な事を思い出させていただきました。
 明日の自主トレ、笑顔で行こうと思います。 (2007年04月12日 23時27分04秒)

 よろしくお願いします。   HAL さん
同じゴールデンエイジの子供を抱える指導者としてもいろいろな意味で交流させてください。
28日は楽しみにしています、よろしくお願いします。 (2007年04月12日 23時38分33秒)

 ずっと言い続けています   五十路コーチ さん
まさにこの事を言い続けているんですが、古参指導者やのぼせ上がった保護者は聞く耳を持たない、という人が多いです。私は野球の技術についてはド素人ですが、いちおうモータースポーツではありますが全日本まで監督で戦ったのでその辺を見る目はちょっとだけ自信が有ります(^^;
思うに学童軟式野球は早熟を才能に見間違わせる特性がある気がいたしますね。 (2007年04月13日 10時13分35秒)

 勉強になります。   ヨウボン さん
これはほんと肝に命じておく必要があります!!
Kei以外の他の子もあずかる身になった今、ひとりひとりの特性をきっちり見極めて行きたいです。 (2007年04月13日 10時55分28秒)

 早熟と晩熟   touch さん
みなさんがおっしゃる通りだと私も思います。
長男の小学時代のチームメイトにこんな子がいました。
彼は小6で170cmもある左腕で、投手をしていました。何をやらせても運動万能な子で、打撃でも何本か公式球場で(軟式C球にもかかわらず)オーバーフェンスをしたことのある4番スラッガーでもありました。 彼の投げる球は110km超で普通の小学生バッターには当てるだけで精一杯でした。しかし、彼はノーコンで四死球どころかワイルドピッチでゲームを潰してしまうことも多くありました。 そんな彼は将来を見込まれ、また有名だったため、公式戦では中学のクラブチームの監督などが何人も視察にきていました。結局、あるクラブチームへ特待条件で入団していきました。しかし、彼はメンタルが付いていってませんでした。つまり、勝ち負けに非常に拘る小学生チームでしたので「自分が何試合も台無しにした」ということがトラウマとなっておりまして、入団したチームでは投手を拒否。左利きのため外野手スラッガーとしてHRを打ち、活躍します。将来有望な選手として地元新聞にもとりだたされ、特待で中堅高校へ進学。しかし、そのときの体格は172cm。つまり、中学で2cmしか伸びておらず、高校野球選手としては高いほうでもありません。高校では6-8番を売打つ外野手として活躍しましたが、甲子園まではいけず、就職。今では早朝野球に参加しつつ卒団中学生チームでコーチをしています。 (2007年04月13日 12時26分28秒)

 早熟と晩熟2   touch さん
うちの長男はそんな彼と小学時代の同期チームメイト。背丈も小さく、外野をやらせてもらってるだけの存在で、先の彼の存在は「あこがれ」に近かったです。中学では硬式を選びましたが、レギュラーに成れるかなれないかの瀬戸際選手でした。そんな長男も野球をやらせてもらえる高校が地元になかったため、越境して高校に入りましたが、そのときには170cmにやっと届くようになり、彼と同じくらいの体格となりました。そして、「どこもやらせるポジションがない」状態のこれまでの野球でしたから、いい意味ではポジションに拘りもない常態でした。結果的に長男は内野手として甲子園の土を踏み、なんとか、大学で野球を続けさせてもらってます。
どちらが「勝ち」、「負け」ということはありませんが、歩んできた野球街道は非常に違っていました。
たぶん、彼と息子の小学時代の評価は月とすっぽんでしょうし、それが妥当な評価だったと思います。
ですから、小学時代の成長の差などによっての評価差は無いほうが良いと思いますね。 (2007年04月13日 12時28分12秒)

 そうそう。   背番号29 さん
うちのチームでは中学1年生を招待したり、新高校1年生(入学前)を招待したりする催し物があるのですが、中学でガラリを変る子が何人も居ました。

指導者は焦る必要もなければ慌てる必要もないって事ですね。
水戸に行く事になったら別だと思います^^
そんな事になってみたい^^ (2007年04月13日 13時06分43秒)

 慌てなくていいんですよね   スポ少ガンバレ さん
成長のスピードは人それぞれ、今体が小さいからとか大げさに気にすることはないんですよね。
ウチのチームは中学年が中心なので、ゴロやフライが取れたと言っては喜び、バットに当たったと言っては拍手喝采の保護者です。(賑やかです)親は自分の子を叱り、他の親がフォローしてくれる。ある意味バランスがとれているのでしょうか? (2007年04月13日 18時49分32秒)

 思春期   Fastballer さん
yassy093さん こんばんは。
中学になると精神、肉体、そして環境が伴っていないとつまづく可能性がありますよね。思春期は難しい。 (2007年04月13日 20時12分25秒)

 答え   Fastballer さん
trytryさん こんばんは。
教え方よりも子供達の上達&成長に答えがいくつもあるのでしょうね。取り組みとしてなんとか対応できる方法を探っていきたいと思います。 (2007年04月13日 20時14分50秒)

 プレ・ゴールデンエイジ   Fastballer さん
HALさん こんばんは。
ゴールデンエイジより難しいプレ・ゴールデンエイジを担当させてもらっています。さすがに土日の練習が終わると精魂尽き果てています。 (2007年04月13日 20時16分18秒)

 活躍   Fastballer さん
五十路コーチさん こんばんは。
早熟の子がチームとして活躍していくのは仕方無いことだと思いますが、晩熟の子をダメな子と見てしまうようなことはやめてもらいたいと思いますね。保護者もそうですけど。 (2007年04月13日 20時18分13秒)

 親しむ、楽しむ   Fastballer さん
ヨウボンさん こんばんは。
Keiくんの年齢はプレ・ゴールデンエイジですね。野球へ親しむ、楽しむがメインですね。 (2007年04月13日 20時19分36秒)

 本人次第   Fastballer さん
touchさん こんばんは。
小学生で活躍してその後、周りに抜かされていく・・・それはそれで可愛そうな気もします。でも、その時その時で活躍する時がある、それだけは幸せなことかもしれませんね。
早熟があって晩熟があって、どちらもけして悪いことじゃありませんから、中学、高校、大学・・・最後は本人次第というのが実際なんでしょう。 (2007年04月13日 20時26分24秒)

 別格   Fastballer さん
背番号29さん こんばんは。
どちらにしても中には別格の子もいるのは事実ですね。でも、それはほんの一握りの子。そういう子も含めて指導者は見ていかないといけませんね。 (2007年04月13日 20時28分22秒)

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