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By the Light of the Magical Moon (Marc Bolan)

By the Light of the Magical Moon (Marc Bolan)

C3 マークがセクハラ?

<孤独なマーク?>

いきなり時代の寵児になったT.レックスの絶頂期の熱狂はすさまじいものでした。
あの後、色々なバンドやムーブメントが現れましたが、あれほど人々を熱狂させたバンドを他に知りません。(ビートルズを知らない世代なので。)
そして、マークと他のスター達との華やかな交友関係も常に音楽雑誌で紹介されていました。元ビートルズやエルトン・ジョンらとのパーティ・・・もちろん、T.レックスの他のメンバー抜きで。

しかし、実際のところは
「リンゴとマークはしばらくの間は親しかったが、マークがジューンと別居してから会うことはなくなった。ハリー・ニルソンはマークの、というよりリンゴの親友だった。アリス・クーパーとマークは挨拶する程度の仲で、お互いのことはほとんど知らなかった。エルトン・ジョンとは親しかったが、彼もまた、マークとジューンが別れてから、去っていった。ジェフ・リンとロイ・ウッド(ELO)はときどき遊ぶだけの、気まぐれな友人。スティーブ・ハーレーとはしばらく一緒にいたようだが、実はそれほど親しくなかった。」
(マークのローディ、ミッキー・グレイ談)

マークの交友関係を支えていたのは彼自身より、むしろやり手の妻、ジューンだったようです。
結局、芸能界でマークにとって親友といえるのは、15歳の頃からのモッズ仲間、DJのジェフ・デクスターだけ。
「昔からの知り合いだからね。彼の誇大妄想に呆れることもないのさ。」

<マーク、ミック・ジャガーにセクハラ?>

「マークはスポットライトを浴びるのが大好きだった。そのとき一緒にいる人物が有名なら有名なほど喜んだ。」
(マークの広報、キース・アルサム談)

腕利き広報のB.P.ファロンの後任はこれまたストーンズをはじめ大物を多く手がけたキース・アルサムでした。

1972年のある日、ローリング・ストーンズのバックステージ・パスをキースから貰ったマークは大喜びでステージに上がる直前のミック・ジャガーの楽屋を訪ねる、と言い出します。

キース「演奏前は神経質になってるから止めたほうが・・」
マーク「いや、平気、平気。」
マークが楽屋に入ってドアを閉めた直後、ミック・ジャガーの悲鳴が。

ミック「こいつをつまみ出せ!」「こいつは俺のタマを握ったんだぜ!!」

逞しい警備員が二人、マークのそれぞれの腕を抱えて楽屋から引きずり出します。
マークは空中で足をばたばたさせながら、激怒したミックに「あんたのタマがそんなに神聖だとは知らなかったよ!」とわめき続けていたそうです。


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