2011/03/11(金)00:45
やれやれ、こんなタイアでホントにいいのか?
「ブリヂストンのライフでは長すぎてF1が面白くないから必要以上のライフは与えない」とピレリは断言しているが、もう呆れて開いた口が塞がらない。
「ブリヂストン・タイアと同レヴェルのグリップを確保しつつ、これほどの長いライフをタイアに与えることは今の我々には無理なので、ブリヂストンとは違ったアプローチを試みたい」と正直に宣言すれば良いのに、猿芝居を打つからティームやドライヴァーの信頼が得られないのです。
今は開幕前なので各ティーム、各ドライヴァーとも大人しい言葉を選んだ控えめなコメントに終始していますがシーズンが始まったらお構いなしです。
結果が出せないダルなタイアは早々に叩かれるでしょう。
ドライヴァーがもっとも嫌がるマシンやタイアは自身の速さを表現しきれない極めてレヴェルの低いものだからです。
ピレリでは安全性もさることながらコンペティションとしてのイコール・メイキングでさえ出来るかどうか怪しいもの。ブリヂストンのレヴェルに達するために何年を要するのか想像もつきません。
グッドイヤーとピレリ、2社のタイア・メーカーがあったときにもピレリはグッドイヤーに後塵を拝していてばかりで勝ち星はあまり記憶にありません。
今年のフォーミュラ1はピレリ叩きに終始するつまらない、先の見えた1年になるかもしれません。
現時点で新車の能力を丸裸には出来ませんから、具体的な見通しは立てられませんがハッキリしているのはタイアに優しいドライヴァーでなければ勝ち目はないということ。
すでにこの時点で片手ぐらいのドライヴァーに絞られてきます。あとはドライヴァーとマシンの相性で決まります。
つまらない1年になりそうです。
今年、レッドブルの独走を止められるコンストラクターは多分・・・・ない。
ザウバー&可夢偉がどこまでやれるか?それだけを楽しみにするしかないかな・・・。