2023/12/15(金)00:10
反抗期への対応
末っ子である中学2年生の次女が、ついに反抗期に入った。最近妙にイライラしていることが多く、お父さんがベトナムから電話をしても、以前なら率先して話をしていたのに、最近は「お父さんと話すことはない」と不機嫌な声で言われる。お母さんにも不機嫌な態度で接することが増えているらしい。長女の時も息子の時も反抗期に入ったなあと思うと、「成長したな」という思いと、「面倒くさいな」という思いで見守っていたのを思い出す。まあ長女も大学生でまだ反抗期を抜けきったとは思えない言動があるし、息子も高校1年生でまだまだ反抗期の最中ではある。 ただし我が子たちの反抗期は、暴れたりモノを壊すような暴力的なモノがないのが幸いである。もしそういう行為をするようならお父さんもきっちり対応しなければならないのだが、態度が悪いぐらいなのは幸いだと言える。 ちなみにお父さんだけでなく、お母さんも反抗期の反抗的な態度に対しては、基本的にスルーしている。態度が悪い時に注意はするが、返事をしなかったりしてもそのまま放置である。いちいちけんかしても面倒くさいからである。但し、そのように反抗的な態度をとるのであれば、親としても普通には扱わないとは宣言している。さすがに洗濯をしないとかご飯や弁当を作らないということはしないが、食事に呼んでも現れなければ放置しているし、食べ終わった弁当箱をルール通り帰宅後にシンクに出していなければ、弁当も作らない(詰めるおかずなどは作るが皿において放置し、息子が自分で詰めるか、持っていかないかの状態)。 その他にも、本人が気がつこうが気が付くまいが、態度が悪い時や、勢いで言った「親に頼らない」というような宣言をそのまま受け入れている。息子が中学生の時、友達と朝から電車で遠出する予定があった。「起きられるのか?」という問いかけに「うるせえ」と返ってきたので、翌朝寝坊している息子を放置した。友人の母親から「電車を遅らせて待つから、かわいそうだから起こしてあげて」という電話もあったが、待たないで息子を置いていくように頼んだ。昼近くまで寝坊した息子はその日1日無言であったが、文句は言ってこなかった。 長女も次女も対応は同じで、態度が悪い時には親も必要最低限しか相手をしないことが、いつの間にか我が家のルールになっている。思う存分反抗してくれてよいが、その分の代償は支払ってもらう。きっちりと子供にも嫌な思いをしてもらわないと、親の気が済まない。我々だって人間なので子供とはいえ、嫌な態度をされればムカつくのである。 反抗期のイライラをはらすために取った行為に関しては、きっちり自己責任で損をしてもらうというのがお父さんとお母さんがとっている暗黙のルールである。ちなみに息子は反抗するタイミングが悪く、今までに相当損をしている。具体的には、息子が友達と遊びに行くというので、少し軍資金を渡そうかと思って呼んだら、「なんの用?」とひどい態度だったので、渡さなかったということもある。たった一言で5000円を失ったという本人の知らない損である。 息子にあげようとして購入した釣り道具などもいくつかあるのだが、ほぼすべてお父さんの予備になってしまっている。それと比べると長女は反抗のタイミングが良くて、あまり金銭的な損はしていない。次女はこれからだがどうなるのか楽しみである。