ネイチャー北国

2006/04/05(水)22:30

◎知床の海は、新種がいっぱい?!

faura(ふぁうら)(74)

暖かくなりました、いよいよ季節は春ですね! 海の中でも、こんな出会いと旅立ちの「春」が始まっています。   ◆オニカジカ(写真・文/佐藤しげのり)  写真をクリックしてください↓↓ オニカジカのお父さんは、卵に寄り添って守るんですって!   だからといってあまりまじめにやらないらしく、佐藤さんの観察に よると、抱卵シーンを見かける方が珍しいとか。      そういうのってなんだか、親しみ感じちゃいますね (^-^)     春になって卵が孵化すると、今度は子供たちの旅立ちです♪     こうして長年、羅臼の海に潜って魚たちを撮影していらっしゃる 佐藤さんですが、昨年初めて抱卵の撮影に成功した魚がいます。    それが「ラウスカジカ」です。   ◆ラウスカジカ(写真・文/佐藤しげのり) またまた、写真をクリック♪ オニカジカもラウスカジカも、なんだか、愛嬌のある顔ですよね。   しかも今回11号に掲載されている「ラウスカジカ」は、昨年、新種と 認定された魚なのだそうです。   「ラウスカジカ」という名前も、発見者の関勝則さんが「呼ぶのに 困るから」と勝手に(!?)名付けたとか。   認定された今では、学名に発見者である関さんの名前がつけられています。     知床の海にはまだまだ、知られざる生き物がたくさんいるんですね♪   あなたも、ファウラから今年はちょっと、北海道の別の楽しさを 見つけてみませんか?     ラウスカジカ発見者の関勝則さんは、こんな写真を撮られる方です。   ◆ファウラ02号 氷下の喧噪(写真・文/関勝則)   ……………………………………………………………………………………… 北海道の香り満載【ファウラ11号】好評発売中! ◆北海道ネイチャーグラフィックマガジン【faura】

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