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テーマ:人と自然の関係(599)
カテゴリ:faura(ふぁうら)
今年も、日本にはいるはずのない生物が自宅のベランダにいた、とか、
近所の池に「ワニ」がいる! などの話が全国各地からありました。 その多くは、ペットとして持ち込まれた生き物が、何らかの理由で 飼い主の手を離れた、と考えられています。そうだとすると・・・ 困ったもんだ・・・(-_-;) ペットを飼ったら、最後まで面倒をみましょうね。 ところが、「最後まで面倒をみられなかった」のは、 個人のお宅の話だけではなく、国をあげての話もあったんです。 しかも今回取り上げる生き物は、《北海道》ではあまり見られない、 主に本州で問題になっている身近な生き物のことなんです! それは・・・あなたもよくご存知の【カエル】、しかも・・・ 「ウシガエル」 ★『ドル箱だった食用蛙は今』(文・写真/斎藤和範) 大正7年、不況と貧困にあえぐ農家に活力を与えるため、アメリカから 「養蛙」事業用として、ウシガエルが持ち込まれたというのです。 戦前・戦後を通して、缶詰として海外に輸出され、外貨獲得の立役者! だったとか。 当時は今のように「環境」や「生態系」を重視してはいなかったので しょう。逃げ出したものがどんどん増えて・・・ 「ウシガエル」一族は、すっかり日本に定着してしまいました。 なにしろ食欲旺盛、自分より小さくて動くものなら何でも食べる! ちなみにウシガエルの体長は 25cmほどになるものがいますし、 体重も 500gくらいにも達するそうです。 おおきい~~ぃ ヽ(^o^;)ノ そのため、在来のカエルも減ってきている、というのです。 また、ウシガエルの養殖用餌として「アメリカザリガニ」が 輸入されていた、ということもあったとか。 そのアメリカザリガニも、すっかり日本に定着しているのはご存じでしょう。 ザリガニにつての詳しい話はこちらから♪ ◆【ファウラ】12号≪特集:ニホンザリガニ≫ 身近に感じていると、外来種であることに気づかないかもしれません。 そんな馴染みのあるウシガエルに、今年はさらなる転機が! 「外来生物法」によって、規制の対象となり、取ることも食べる ことも、飼育することも出来なくなったのです。 あなたの地域の身近な環境問題です。 【ファウラ】を通して、一緒に考えてみませんか? ◆北海道ネイチャーグラフィックマガジン【faura】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年11月11日 23時10分22秒
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