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テーマ:キャンプ始めませんか!(440)
カテゴリ:キャンプレポート
久々にランタン講釈をさせてくださいw
このブログには、約40件/日訪れていただけますが、 おそらく、ランタンのメンテナンス等の記事を見に 来ていただける方が多いのかなぁ…と 札幌生活も落ち着き、久しぶりにヤフオクを見ていたら、 所有欲&メンテナンス欲をかきたてる物件が それがこれ(出品者の方に画像使用の了承はいただいています) 1961年9月製造。色からしてバーガンディっぽいです。 通常バーガンディの生産期間は、61年10月~62年3月あたりとされていますが、 まぁ色がそれっぽいし細かいことは気にしない…ってことでw グローブ(ホヤ)無しで4700円で落札 グローブは別途購入しました(3900円) そして自宅に到着とりあえずバラしてみる バーガンディは「塗装が弱い」と良く言われるそうですが、 確かに通常の200Aよりも剥げ方が激しい気がします。 話はそれますが、全く自己流のバーガンディ解釈です。 上の画像を見てもおわかりのように、ボディのバーガンディ色と、 トップフードの色は微妙に異なります。 これは、通常の200Aを持った方ならお分かりかも知れませんが、 火を灯すと、トップフードがバーガンディ色に変わるのです。 ということは、通常の200Aは、火を灯すとボディの色と トップフードの色が異なった状態になる…ということです。 当時の誰かが、「この状態が嫌だった」んじゃないかなぁ…というのが私の持論です。 「ランタンに灯りが灯った状態でボディとトップフードの同じ色にしたい。」 こんな思いがバーガンディが出来た歴史秘話ではないでしょうか しかし、塗装が弱く、敢え無く短期間で断念みたいな。。 とまぁあくまでも私の想像ですがね さぁ話を戻しましょう そんな52年前に思いを馳せると、こんな煤も愛おしいですねw(異常?) フィラーキャップは空気漏れがありました。急いで秀岳荘に買い物に 走るw 買ったのは… フィラーキャップ(画像無し) マントル(21A型) リュブリカントオイル スーパーレンチ 残ガソリン抜き取りポンプ 全部東京の自宅にあるのになぁ…単身赴任の辛いところw ミキシングチューブの下のネジが一番悪戦苦闘しました 基本、修理というか、整備のみ。。キレイにしたところで、限界があるし 日本人のBobbyとしてはw「わび・さび」の世界というか 積み上げてきた歴史にも敬意を払いたいという思いです。 今日一日この子に時間を費やし、完成してしまいました。 (思ったよりも中がキレイでした) おそらく実用機だったんでしょうね~タンク内の汚れもあまり無く。 はい後ろ姿w(トップフードとの色の違い…わかるでしょ) ちょっと近寄ってみましょう タンク…確かにペイントロスが激しいけど味があります 時代に合わせて、やはりグローブはパイレックスを選択 はい点灯式 写真ではわかりにくいかも知れませんが、点灯すると、 ボディとトップの色が同色になりました。 これで札幌の自宅で2個目のランタンです(1個目はコチラ) 200Aというくくりで言うなら、あと集めるべきは… ・レッドボーダー ・ホワイトボーダー(パテペンじゃないやつ) ・ハンドルの淵が黒いやつ(?) ・緑色 ・ゴールドボンド かなぁ…。。「集めない」とは言い切れないなぁ…w お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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