読書記

2020/11/14(土)19:55

エデンの東

映画「あ」行(44)

1955年(昭和30年) 米 ジェームス・ディーン 115分 キャルことケイレブは父と弟と暮らし、母は亡くなったと聞いている 母の愛を知らずに育ったキャルはとかく父とうまく親子関係が築けない。 父の事業は頓挫、その負債を返済すべくキャルの読みはあたり金を得たのだが。 動くジェームス・ディーン 話すジェームス・ディーン カラー映像で観るジェームス・ディーン どれも初めて。 この作品では、どう考えてもディーンがいちばん輝いている役者。 佐野くんのアンジェリーナをはじめ、特に昭和50年代の歌謡曲にはジェームス・ディーンを 歌詞に含む曲はかなりある。 当時は不良少年少女(ヤンキーの同級生たち)にとって憧れのアイコンがジェームス・ディーンだった。 文具、ポスター、ディーンの写真を取り入れたものがたくさん流通していた。 <ルークかアナキンか> ジェームス・ディーンを観ていたら、スターウォーズのアナキンを演じたヘイデン・クリステンセンは よく似ていると感じた。 劇中のディーンの演技のせいかもしれないが、愁いを含んだ表情はルークかアナキンか、どちらでもいけるなあ。 存命であれば親の愛を知らずに育つという役柄が多く舞い込んできていたのだろうから、ルーク・スカイウォーカーのほうが似つかわしいように感じる。 ルークのディーン VS ベイダーの三船敏郎。 わたしだけの空想スターウォーズ。

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