2021/03/17(水)23:47
裏窓
1954年(昭和29年) 米 ジェームズ・スチュアート グレース・ケリー 112分
<あらすじ>
カメラマンのジェフは事故で足を骨折し、車椅子生活を余儀なくされている。
そんな彼にできる楽しみは、カメラの望遠レンズを使って裏窓から見る隣のアパートの住人達の人間模様の観察。ある日、いつも口喧嘩が絶えなかった中年夫婦の妻が突如として姿を消す。
いやいや、いくら鷹揚な時代とはいえ、窓からこんなにガッツリ覗き見するのは犯罪に問われるだろうし、問われなくてもモラルに欠ける行動として、総スカンを食らうよ。笑
サスペンス映画としても面白かった。
何せ主人公は骨折した男、だから動けない、逃げられない、戦えない。
だから人の生活を覗くしか暇をつぶすことがないのだけれど。
それよりも、初めて観た動く「グレース・ケリー」
黒いドレスに身をまとったグレース・ケリー、とんでもなく美しい。
こりゃ、モナコの王子が恋に落ちるのも道理だわ。
オードリー・ヘプバーンよりも色気がたっぷり。
イングリッド・バーグマンほどのグラマラスさはないけれど。
この3人の女優さんのなかで、実際に遭えるとしたら(デートできるとしたら)グレース・ケリーだなあと思った。