アンジェリーナ
今まで私が参戦してきたLiveのうち、半分ほどはきっとこの『アンジェリーナ』で〆ている。ファンにはお馴染みの曲だし、佐野元春もこれを演奏することは、自分のためというよりもファンのためが優先されているように感じる。実はこの曲をLiveで聴くのはあまり好きではなかった。耳に慣れすぎていて、『もうお腹一杯だよ~~~』という贅沢な思いが先に出てきていたから。ところがである。つい最近、車を走らせていると、『アンジェリーナ』の最初のギターの音『デンデデ、デンデデ、デデデン』の音が実に鮮やかに私の脳内で奏でられまして。その頭の中の音で1人で興奮した次第。こう書くと『あ、FC司馬ちゃん、また道行く女性のミニスカートとか足に興奮したんでしょ!!』と思われる淑女も多かろうと思うのですが(←日ごろはそうです、ハイ)でも、いや、このときばかりはあのホントに純粋にギターの音に興奮したのです。フッと迷ってしまいそうなときでも二人でいれば大丈夫だぜときどき、一人にして迷わせてしまうから、この詩を贈る。