サロメ
戯曲ものです。この本を購ったのは、ギリシア神話がここ数年マイブーム、そこから派生して聖書ものを、という思いから。要は『にわか西洋かぶれ』なわけです。大手古書店で、岩波文庫が結構充実していたので、ギリシア神話ものとこの本を手に取った次第。戯曲ものってのは、あまり読んだことがありません。(意図して読んだのは初めてかも、それ以前だと大学の講義の教材のチェーホフの何かだったような覚えがある)この『サロメ』は、割と登場人物も少ないですし、主要人物はエロデ(ヘロデ)、エロディアス(ヘロディアス)、サロメ、ヨカナーン(ヨハネ)の4人なんでしょう。やたらとサロメの美貌を誉めそやす若きシリア人の存在意義がいまひとつよく分かっていませんが・・・・単にサロメがいかに妖しいまでの美貌の持ち主なのかということを観客に伝えるためだけなのかしらん?それなら別にシリアにこだわる必要はないですしね。うーん、『にわか西洋かぶれ』の限界ですなサロメのことは、阿刀田高の『新約聖書を知っていますか』で読んだ記憶があり、再度引っ張り出してその章(2章)だけ読み返す。おお、この『サロメ』のことがバッチリ書かれているじゃござんせんか!!なるほど、なるへそ。と、照らし合わせながら読む。読書の醍醐味のひとつです。