ノッティングヒルの恋人
1999年(平成11年) 英・米 ジュリア・ロバーツ ヒュー・グラント 123分旅専門書店を営むバツイチ男ウイリアム彼の店に世界的女優アナ・スコットが来店するなんだかんだがあり、2人はお互いに惹かれていることに気づくこの作品、十数年前に鑑賞して2度目の鑑賞。この作品のジュリア・ロバーツは世の男を虜にするほど美しい(わたしもそのひとり)いや、ちょっと口が大きいのが玉に瑕なんだけどね。チャーミングポイントでもあり、その逆でもあるかな。だからこの作品のヒュー・グラントは全世界の男を敵に回した。「あんなたれ目のヤサオトコのどこがええねん!(怒)」とボヤキながら鑑賞した男性は枚挙に暇がない、と疑わない。(わたしもそのひとり)でも。でも、思う。この作品をいちばん喜んだのはジュリア・ロバーツ本人だったんだろうなあと。作品中で彼女が言うように「女優なんて常に世間の興味の的であり、醜聞はすぐに世界を駆け回り、根拠のない噂話に晒される」そんなジュリアが願ったのが「ごく自然で普通の恋をすること」だったのではと。プリティ・ウーマンでスターダムにのし上がって以来「フック」や「ペリカン白書」などと10年近く走り続けたロバーツがふっと気づいた、ひとりの女としての価値はどれほどなのだろうと。作中ではスターのアナ・スコットのファッションと、一個人のアナ・スコットのファッションにギャップがあり、そこにロバーツの嗜好が入っているといいなあ。この作品のころはまだインターネット、携帯電話があまり登場してこない。今ならアナ・スコットのニュース(醜聞やスクープの類)はあっという間にネットで世界を駆け回り、少しでもマイナスなニュースならたたかれまくることになるのだろう。いやはや「女優はつらいよ」だ。